おはようございます、院生の本間です。ほとぼりが冷めないのか、また登場しました。
昨日土曜日の練習は比較的良かった気がする。船を返す時にもバランスを取ることや、返す時の2本3本のローイングでもしっかりするようにコックスのコールがかけられた。もう1年以上大学のボート部に在籍しているのだから、本当はコールがなくてもしっかりしたいところだけど、そういった試みがあるのは無いよりはいいこと。他団体の上手いクルーをみていればわかるけど、彼・彼女らはサイドローや船を返す時の漕ぎがうまいし、また船台・船付場でのやり取りも素早い。下手なクルーほど船台でモタモタしているのはどこも共通だと思う。ただ今回は比較的良かったのであって、自分たちはトップと比べたらお話にはならないことは常に念頭にある。
もう一つよかったのは、途中吐きそうになった漕手がいたけど、最後まで練習メニューをやり遂げたこと。まわりが心配して船を上げる話も出たけど、そこは行かせるべき、と僕は強調したし、本人もやり遂げた。ポンドで漕いでいればわかるけど、この時期吐きそうになって練習しているクルーは結構いる。強いところほどそんな具合。こういうのを追い込めていてクォリティーの高い練習と言うのだろう。熱中症や怪我は気をつけないと死に至るので絶対に避けないといけないが、昨日はそういう状況ではなかった。やってみたらしっかりこなせた。good job. 本人は死にそうになったって言っていたけど、練習後ピンピンしていたから全然問題ないよね。下手な優しさが甘さにつながらなければいいと思う。
(コーチブログに記載されるような内容になってしまいました…)
一昨日浅野艇庫の資料に目を通してみた。まずはインカレ4位を獲った代から。訳あって昔話したことのある方やテレビで観て知っている方々が当時の様子を残していて、おもしろい。よく、読書は過去の人物との会話、と言われたりするけど、そんな感覚を覚えた。当時の練習内容もある。ヘルニアで脚が動かなくなっても漕ぎ続ける漕手(一回練習休んでいましたが)。憧れの先輩たち。
どう練習していけばいいのか参考になるし、自分を掻き立てる力の一つになります。