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東京大学運動会漕艇部

令和7年度スローガン

「信じる、信じさせる」

今年度の東大漕艇部のスローガンは、「信じる、信じさせる」。

「信じる」とは、日本一を獲れると本気で信じ、自分を、仲間を、信じるということ。

「信じさせる」とは、仲間に周りの仲間を、そして自分を、信じさせるということ。

このスローガンには、

“自分の成長の可能性を信じ、積極的に挑戦する。
また、部員一人一人を、日本一を共に目指す仲間として信頼し、高いレベルで要求し合う。

仲間からの信頼を得るにふさわしい行動をとり、互いを信じさせる。
そして、常にチャレンジャー精神をもって上を目指し、信じさせ続ける。”

という思いを込めています。

令和7年度、東大漕艇部はこのスローガンを胸に刻み、新たな歴史を切り開いていきます。

漕艇部 理念

「ボートという素晴らしい競技を通じて豊かな人間性を育む」 東大漕艇部は高いレベルの目標を掲げて日々練習しています。

ボートは単純な繰り返し運動だからこそ奥が深く、練習が全てのスポーツです。掲げる目標が高いので練習はかなりハードなものになりますが、目標達成のため部一丸となってその練習に挑戦し続けています。

このような活動の原動力はボートが好きだという気持ちに他なりません。ボートには水面の上を滑って風をきりさく感覚、ボートの下を水が流れる音、四季を通じて変わる川の景色、クルーと艇が一つになったときの一体感など他では味わえない醍醐味があります。

しかし、高い目標を掲げてハードな練習を続けていくうちに、好きという気持ちだけで続けていくのは難しくなります。時にはクルー同士励まし合ったり、先輩の手を抜かない姿勢を見たりして救われることもあります。また一方で、他の部員を叱咤激励したり、後輩を労ったりして他人を救うこともあります。このような活動をしていく中で、全体の為に尽くす覚悟や、自分の弱さを見つめる謙虚さ、他者を思いやることのできる心などを身につけていきます。

東大漕艇部はボートを味わうだけではなく、人として成長できる場でもあります。

 

漕艇部 雑感

漕艇雑感とは東大医学部教授の石原忍先生が記したもので、東大漕艇部員が日本一を達成するのに必要な心構えを教えて下さっています。

究極のチームスポーツと呼ばれるボート競技で勝つ為に、利己主義や個人主義を戒め仲間の為に尽くす姿勢を説いています。

自分が辛いときは、仲間も辛い。二千メートルレースで、第四クォーターはとうに心身共に限界を迎えた状態で漕ぐことになります。太腿は燃え、心臓は爆発寸前で、頭は真っ白になりそうになります。そんな時にも全力で漕ぎ続けるのは、周りの仲間も自分と同じ事をしてくれると知っているからです。

マネージャーも選手の為に全力でサポートをします。私事を犠牲にし、部の為、部員の為に尽くすのは、選手も全てを捧げて漕いでくれることを知っているからです。

これが日本一のチームの在り方であり、世の中に出ていった時に一流の社会人として活躍するのに必要な心構えなのです。漕艇雑感は戸田橋艇庫の一階ロビーに掲げてあり、部員達が四年間で成長する道標となっています。

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