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新人選終了(+お詫び)

お詫び

長い間、更新が滞る日々が続いたために、定期的にアクセス頂いていた方々には非常に申し訳なく感じています。
シーズンの途中から更新を滞らせた経緯としましては、このBlogという媒体のオープンさがとても不自由に感じられたこと、そして私自身がBlogに記事を投稿するメリットよりもデメリットの方が大きいと判断したからでした。
シーズンに入って、各々の選手がクルーを作っていくうえで、自分自身で色々なことを考え感じてもらうために自分からのアウトプット(主観的な意見)を抑えようと考えたのが最初のきっかけでした。(漕法に関する原則的な話は軽量級選手権の時期にはほとんど書き終わっていましたし、後は基本的にはレースをいかに勝つかという話でしたので)もっともこれに関しては、最終的な効果はあまりなかったようにも思いましたが・・・。

また、このBlogは一時期、現役選手だけでなく、多くのOB、また一部の選手のご両親や他大学生などにもアクセスしていただきましたが、その中でこのBlogの内容を取捨選択するのが個人的にちょっと困難だったこともありました。

そんなこんなで、今日までやってきました。このBlogの今後については最後に改めて書かせていただきます。

レース終了

全日本新人選手権大会。結果としては、4+は8位、8+は敗復落ちとなりました。今回、新人選というレースをコーチという立場で改めて経験してみて、この大会の異様さや難しさをしみじみと感じました。

なによりも選手が若い。それは年齢的な意味においても、アスリートとしてでもです。そういう未熟さ、経験の浅さがモロに出てしまったのが今回の大会だったと思います。

体力的に未熟なケースもありましたが、体力的には十分勝負できると思っていてもレース経験の少なさ(2000mのレース数や大会出場回数)などによって生じる色々な部分での未熟さ(甘さ)から満足いくレースをできないこともありました(同時に私自身にもその点を適切にカバーできなかったという未熟さがありました)。

ですが、実力の比較的拮抗した相手と戦う中でメダルの可能性を感じながら(4+予選タイム4位)レースをすることが出来た経験は非常に稀有なものだったと思いますし、この経験を確実に次へのステップにすることができるのではないかと考えています(しかし、あくまでも最終的には8位でしたが)。

また8+のメンバーにしても、私が、対校になる前に身につけて欲しいと感じていたスキル(自分で考える)をなんとか身につけてもらって最低限の役割は果たせたのではないかと思えなくもないです。

Jr.にとっては残り2年(はないけど)、これを「もう」と考えるか、「まだ」と考えるかは本当に個人次第だと思います。

そして、私自身、至らぬ点も多かったですが、最大限の努力を尽くしつつ、なんとか今日という日を迎え、コーチを引退することとなりました。そして1年前から今日まで回り道も多かったので、次の年度に向けて引き継げるものはしっかりと引き継いでおきたいと考えている次第です。

今まで一年間、私の記事を読んでいただいた方々には本当に感謝しております。ありがとうございました。

このBlogの話

もともとこのBlogは22年度に、コーチ陣の考えを現役に理解してもらうためのツールとして作られました。それから2年たち、Blogを書く人間も鶴井さんから内海さんそして私へと変化し、同様に首脳陣も変化してくるなかで、このBlogの役割も変わってきました。情報規制なども多い世の中ですし。

ということで、このBlogを更新する人間が変わります。次からは齋藤由佳が本Blogを更新していくことになりますので、今後ともよろしくお願いします。

鶴井さんには鶴井さんの、内海さんには内海さんの、私には私のBlogの色があったように、彼女の書くBlogにもきっと彼女の色が反映されることでしょう。

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「新人選終了(+お詫び)」への3件のフィードバック

  1. 清岡さん、1年間お疲れ様でした。
    ぼく自身が直接コーチングを受けることはありませんでしたが、去年のインカレでお世話になったこともあり、Jrに対してどのような接し方をなさるのか陰ながら注目してきました。
    最近になってぼくもようやく、コーチと現役の距離感はどうあるべきなのだろうとぼんやり考えることがあります(本当はぼんやりしている場合ではありませんが)。
    コーチとしての清岡さんの取り組みから、できるだけ多く吸収して次へつなげたいと思います。
    立場は変わっても、引き続き東大漕艇部をよろしくお願いします。

  2. 清岡さん、1年間お疲れ様でした。
    ぼく自身が直接コーチングを受けることはありませんでしたが、去年のインカレでお世話になったこともあり、Jrに対してどのような接し方をなさるのか陰ながら注目してきました。
    最近になってぼくもようやく、コーチと現役の距離感はどうあるべきなのだろうとぼんやり考えることがあります(本当はぼんやりしている場合ではありませんが)。
    コーチとしての清岡さんの取り組みから、できるだけ多く吸収して次へつなげたいと思います。
    立場は変わっても、引き続き東大漕艇部をよろしくお願いします。

  3. 清岡さん、1年間お疲れ様でした。
    ぼく自身が直接コーチングを受けることはありませんでしたが、去年のインカレでお世話になったこともあり、Jrに対してどのような接し方をなさるのか陰ながら注目してきました。
    最近になってぼくもようやく、コーチと現役の距離感はどうあるべきなのだろうとぼんやり考えることがあります(本当はぼんやりしている場合ではありませんが)。
    コーチとしての清岡さんの取り組みから、できるだけ多く吸収して次へつなげたいと思います。
    立場は変わっても、引き続き東大漕艇部をよろしくお願いします。

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