こんばんは、3年舵手の高橋智博です。
ブログの当番は当たっていないのですが、登場しました…
まずは、M4+の銅メダル、おめでとうございます!最終日は学連の仕事で2000m地点でレースを見ていましたが、ウィニングローを見れたことは嬉しかったです。
さて、今回のレースでは、僕自身はジュニアの二人、斎藤崇治と竹村千里、とM2+を組むこととなりました。前回、ブログを書いた時にはいきさつはあまり書かず、また、このいきさつは懇親会で話しましたが、改めまして…
インカレが終わって、全日本へのクルーが発表されたとき、男子の舵手付の艇種はM4+のみでコックスは石神さんで、僕は陸からのコーチングとなりました。コーチングではセカンドクルーのM4-の担当となり、これはこれで今までにない経験になると思い、引き受けましたが、それから1週間後にジュニアコーチの氏家さんからジュニアのM2+クルーに乗らないか、というお話を持ちかけられました。
コーチングすることでチームに貢献できることと、乗艇することでチームを勝ちに導けること、どちらがチームのためになり、また、来年度主舵としてチームを引っ張っていく中で大切か、自分の中で考え、また相談もし、結果としては乗艇回数を少しでも増やすことを選びました。
この過程の中で、コーチングの担当になったと伝えておきながらコーチングを降りてしまい迷惑をおかけしたM4-のクルーのみなさん、また、ジュニアの練習に行くことになり対校の陸トレ関係で負担を増やすこととなってしまった石神さん・岡部、今回の決断を快く承諾してくださった太紀さんにはお詫び、そして大変感謝しています。
さて、M2+のCOXとなったわけですが、せっかく後輩とクルーを組むのだからには目標を立てようと思い、今年度先輩、特に中井さん・寺本さんとずっとクルーを組む中で得ることが出来た感覚を少しでも後輩に伝え、また先輩とクルーを組む中で無意識のうちに発言を遠慮しがちになってしまったことを直す絶好の機会である、自身の中の課題である、失敗を恐れない行動・発言を目標としよう、と決めました。
クルーを組んだ直後からM8+の坂井の怪我、および竹村の怪我により、クルーが1週間の中でもコロコロ変わることとなりました。この場を借りて、乗ってくださった柳井さん、工藤さん、杉村、斎藤翔に心から感謝しています。
柳井さんとは柳井さんの現役時代を通じて同じクルーで練習することがなかったため、艇を動かす感覚を得るうえで僕自身にとっても大変貴重な機会となりました。ありがとうございます。
正規のクルーを組めたのは全日本の2週間前であり、この時点ではまともにパドルメニューをこなすことすらままならないこともあり、不安でした。
氏家さんから、2000mTTで練習時の下限目標の8:05.0を切らなければ全日本に出さないと言われ、とにかく大きく船を動かすことを徹底し、レースまで1週間を切った時に初めて行った2000mTTで8:05.0ちょうどを出せて、とてもうれしかった。
レースの結果は出ている通りで、ですが、この合宿を通じて3人が全員成長できたことは大変大きな収穫だと思っています。また、ジュニアの練習に関わる中でジュニアにいい刺激となったのではないか、と勝手に思ったりもしています。
来年度、主舵になりますが、今回M2+に乗ったことはいい経験となりました。来年度はヘッドコーチがアントニーということで、落ち着いて冬場に入れるという意味で非常に有利だと思っています。とにかく春先の東商戦、ここで一橋に何としても勝ちます!
どう閉めましょうか…最終日に表彰式のお手伝いをされていた早稲田の女マネさんから言われた言葉が印象に残っています。表彰式では東大の女マネ2人も手伝っていたのですが、M4+が3位になって二人ともすごく悔しがっていたよ、と。
アントニーのおかげで今年は特に自信を持ってレースに向かうことが出来、インカレでもレースで1着を取っている姿、全日本でも入賞している姿をイメージできました。こんなことは勝ってから言うべきですね・・・
この2週間のオフが終わるといよいよすべてに「最後の」が付くのか、と思うと今まであっという間だった、というのが率直な感想です。
うまく話をまとめるのはどうも苦手なようですね…
今年、25の先輩方は東大漕艇部の変わる最初の年を築いてくださいました。来年は26の代が東大漕艇部は本当に生まれ変わった、そう周りにはっきり示せる代にしたい。
東商戦で勝って、この場で皆さんに勝利の報告をします!
3年舵手 高橋 智博
P.S.ジュニア・新人のみんな
新人戦がんばって!恐らく、東日本新人、全日本新人は学連関係でオフの間だけど戸田に行くんで(笑)