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March

早いもので、2011年も既に2カ月が経ち、もう3月です。あと1か月もすれば、新人勧誘が始まりますし、戸田ではお花見レガッタも行われます。正直、信じれられない気持ちもあります。

今年の新人勧誘は、今までマネージャーが企画していたイベントを選手自身で企画し、実行していくスタイルをとっています。マネージャー側の意図としては、選手により深い部分で新人勧誘に関わってもらいたいという事だと思うのですが、このことが新人勧誘で良い方向に働いてくれれば良いですね。

今日は、ポンドでのショートピースメニュー。ポンドは少し混雑していて水面は割とチャプチャプしていた。今日はJr.8+は古川達の4-と並漕練習を行った。なまじ同じくらいの艇速なので、選手もかなりexcitedしているのが、外から見てもよくわかった。

序盤は、比較的落ち着いていて、出したい漕ぎが出せていたとは思ったのだが、セットを重ねるごとに心が乱され、漕ぎも荒れ始めて、前でとまるわ、ブレードが舞い上がるわ、オールは入らないわ、動きはズレるわ、でなかなか大変だった。
COXには、なんとか乗りこなしてもらいたかったのだが、選手と一緒にイケイケモードに突入してしまったらしく、頭の中がお花畑になってしまったようだった。

そして、今回のバタバタ劇のもう1つの原因としては、フォーカスの設定があまり良くなかった(COXの認識不足)ことが挙げられる。

そこに関しては、私自身の根回し不足というか、うまくCOXと意識の連携が取れていなかったことが一番の要因なので、この点もなんとか克服していきたいと思った。思った以上にCOXの理解が追い付いていなかったようでした。今思うと、少しコミュニケーション不足だったかもしれないですね。兆候は出てきていたと思います。私自身、選手とのコミュニケーションの場が食堂である以上、そこにCOXが常にいないので、ちょっと対応策を模索中です。

ちょっとCOXばかりになってしまったが、基本的には私自身の教育不足なので、今は結構反省してます。

他の艇種に関しては、4+は越村と鳴海がモリモリ漕いでいたのが印象的でした。ABからどういう指示が出ていたのかは把握できていませんが、大艇に乗っている以上、もう少しクイックネスが出てくると、さらにシャープに艇が進められるように思った。

また、Jr。8+と並漕しなかった4-に関しては、嶋が#Sで上手くクルーを引っ張っているらしく、比較的バランスの良い状態でスムーズに漕いでいたように思う。

バッテリー

最近、「ラストイニング」という、漫画を読む機会があったが、監督が主人公となっている漫画は以外に多い。

その中で、ピッチャーとキャッチャーはなぜバッテリーというのかという話が出てきていて、それが個人的に結構興味を惹かれた。

バッテリー(電池)は+と−がないと電気が流れないように、ピッチャーとキャッチャーも常に+と−でなければならない。得てしてピッチャーはイケイケムード(+)に陥りやすいが、そこでキャッチャーもピッチャーと仲良くイケイケムード(+)になってしまっては、それはバッテリー(電池)としては機能しないという話。

もっとも、バッテリーのもともとの語源からすれば、詭弁かもしれないが、説得力はあると思う(ちなみに野球のバッテリーも電池のバッテリーも語源は同じ、ラテン語の「battuere」)。

ボート競技では、漕手とCOXは、ピッチャーとキャッチャーに例えられることがある。さっきのバッテリーの話は、野球だけではなく、ボートでも当てはまる話だと今日のJr.8+を見て、改めて実感した。

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