今日は週末という事で大艇での漕ぎ込み。しかも少しずつ週ごとの強度も上がってきています。
練習クルーは男子に関しては引き続き先週と同じ。4+が2杯に8+が3杯。それに今日は4X+が1杯加わって練習を行いました。今週末はABが私用でいないので基本的には学生間でのFBがメインになります。
今朝は、普段ABが言っているようなこと、先週の大艇練習の際に言われたことなどを思い出しながら練習しました。今回は、先週に比べてドライブのレンジは伸びました。フィニッシュポジションを高く引き切ってタップダウンというのがすこしずつ出来てきています。それは乗っていてもよく感じられましたし、モーターからのFBでもそういう話があったので良かったと思います。その他、これもABが良く言う事だが、ハンドルの軌道(円運動)をきちんと意識することでリリースからの艇の安定感も増してきました。ただ、フォワードのズレが先週に比べて大きくなってしまい、うまく4人で漕ぐ感覚を出すことができませんでした。
荒川の往路では、相手クルーと並んでいるときは集中できていましたが、大曲のカーブで相手のクルーに先行された後は、フォワードのズレに付随して時間が短いラッシュぎみのフォワードになってしまい、その後はずっと気持ち悪いままで漕いでしまった。
折り返しで漕ぎなおしたが、改善はあまり見えなかった。対策に関しては、多少の目星こそついてはいるものの、上手い言い方が見つかなかったので結局言わなかった。
少し話は変わるが、ABは感覚論はほとんど言わない。少なくとも今まで私は聞いた覚えはない。常に現象論でFBをする。しかし、私などはFBするときに、すぐに感覚に走ってしまいがちになる。なまじ日本語が話せてしまうので現象をより詳しくこねくり回して伝えようとしてしまう。悪い癖だと思う。ABが来てからというもの、現象をそのまま選手に伝えるFBの重要性を痛感させられる。
そこには、余分な情報もなく、選手にも分かりやすいし、聞きやすい。
そして、ABのFBはいつもピンポイントで一番ネックな現象を突いてきてるなという印象を受けることがよくある。どういうところから感じるかというと、いつも選手が言われた部分をすぐに改善できているからだ。見ていても驚くほどあっさり選手の漕ぎが改善していくのがわかる。正直あれ?とさえ思えてしまうことがある。
ただ、残念ながら、今の自分にはそこまでの眼はない。なんとか鍛えていきたいとは思う。そして改めて、選手が注意することで直せるところ指摘するというスタンスもとても大事なのではないかと感じる。じゃないとただの指摘魔になってしまうわけだ。まさに自己満足。少しだけ何かを掴めた気がした今日でした。
今は4X+も4+も8+も、スタート時間を遅らせて、全く同じメニューをしています。並漕している同じ艇種のクルーをいかに短い時間で引き離して、後ろから追いかけてくる8+に対してどれだけ長く喰いつけるかがけっこう楽しみで、正直個人的にはかなり燃えます。
そんななかで、先週は新2年生の8+に結局抜かれないままメニューが終わりましたが、今日はきっちりと抜かしてくれました。彼らの成長を少し感じることができてよかったです。
muscular pain
案の定というか、予想通りきました、筋肉痛。で、結局昨日のBoxingでどこが鍛えられたのかと言うと、肩や肩甲骨の周りの筋肉に始まり、広背筋、そして肋骨の周りの筋肉がとりあえず痛いです。その次に上腕二頭筋です。
どうやらボート選手にとって重要な筋肉がいくつもトレーニングされていたようです。そして何故か今、肩甲骨剥がしが少しだけできます。Boxingの素晴らしさを身を持って体験できてよかったです。