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新人選間近

事故

昨日と今日で荒川での出艇の際に同じ様な事故が2件発生している。具体的には艇の運搬中に船体を階段の手すりにぶつけるというもの。幸いにして大きな損傷こそなかったが、この事故は個人的になかなか興味深い。
そもそもこの様な事故は個人の不注意によって起きたと一般的に処理されるが、それでは個人の不注意とはどういうことだろうか。私自身が思うこととしては、運搬中に”艇の隅々にまで意識が行っていない状態”ではないだろうかということだ。
日本を代表するトップスカラーである武田選手のRowingに対する感覚は恐ろしく鋭いと思う。それは水に対してはもちろんだが、同時に艇やオールなどの道具に対する感覚でもある。そしてその道具に対する鋭い感覚ゆえに、武田選手が持っている艇やオールへの拘りや思い入れはとても強い。実際にそれを証明するエピソードはとてもたくさんある。しかしそういうことは、艇の隅々にまで意識を張り巡らせている状態がごくごく当たり前のものでなければ不可能なはずだ。正直、武田選手が艇の運搬中にテイルを何かにぶつける姿はなかなか想像できない。
こんな風に言い出してしまえばキリのない事ではあるが、些細な事故を1つ取ってしても、最終的に全ては繋がっているのではないかと思う。それがセンスというものだ。
そしてこのセンス、もう少しレベルが高くなれば、物だけでなく自分以外の人間にまで広げることも出来るはずだろう。そうなればチームとしてなお良しと言ったところだろうか。

乗艇FB

今朝1年生はレースを想定して2000mのタイムトライアルを行った。スタートスプリントの本数とスパートに関してはやや改善の余地が見られたが、序盤からよくリラックスして漕げていたと思う。ただ、300m〜800mにかけての部分でもう少し艇速の落ちを抑えることができれば全体Timeの更なる底上げが出来たのでは無いだろうか。また各ポイントでのイベントをしっかりと決めていた点も非常に評価出来るが、欲を言うならばそこで立ち上げた艇速をもっと長くキープできるように攻めて行ければとも思う。とは言え、目標としていたTimeを凪の状態でクリアできたという点は素晴らしいと思った。今日はスタート最初の部分も改善することができたし、後は、相手がいる状態でいかに自分を見失わずにアドレナリンを力に変えていくかだろう。
フォアは相変わらずの練習っぷりであったが、今日少しだけ見た時は少し動きが硬かった気がした。

今朝は改めて今年の新人選の仙台クルーを見ることができた。こちらも仙台の新人選クルーだなぁという感じが伝わってきた。ちなみに今日は中央大学と仙台大学が並べをしていたらしい。直接見ることはできなかったが、なかなかの好タイム中央大学が勝ったという話だった。今年の新人選もなかなか楽しみです。

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「新人選間近」への6件のフィードバック

  1. 1Xで荒川に出艇する際の、難関は、?土手超えの陸送と、?艇を水に浮かべる迄&揚艇時に艇を担ぐまでの水際での荷役作業と思います。
    今年の対校選手は、これまで1X艇を本格的に使っていなかったし、荒川での出艇は今回が初でもあり、大変だと思います。
    1Xでの荒川への陸送要領を纏めた資料をHoAのHP(下記URL)へ掲載しているので、参考にして下さい。
    http://partezrowing.com/ARA/2007hoa/Arakawa1x.pdf
    因みに、私が1Xを荒川に出す際には、柔らかい草地の上でオールをクラッチに取り付け、オールを引き込んだ状態で艇を腰の高さに持ち上げ、水面まで運んで、浮かべます。こうすると水際の時間を短縮できて安全です。(水際でモタモタするとタンカーやモーター等の曳き波を食らって危ない)揚艇時も岸に着けたらオールを引き込んで持ち上げ、草地の上に下ろしてからオールを外し、艇を担ぎます。こうすると草地の上で少しユックリする事が出来、心にゆとりが持て、余計な心配が無くなります。
    尚、慣れるまでは土手の階段での上り下りや水際では、サポートする者を付けた方が良いでしょう。

  2. 1Xで荒川に出艇する際の、難関は、?土手超えの陸送と、?艇を水に浮かべる迄&揚艇時に艇を担ぐまでの水際での荷役作業と思います。
    今年の対校選手は、これまで1X艇を本格的に使っていなかったし、荒川での出艇は今回が初でもあり、大変だと思います。
    1Xでの荒川への陸送要領を纏めた資料をHoAのHP(下記URL)へ掲載しているので、参考にして下さい。
    http://partezrowing.com/ARA/2007hoa/Arakawa1x.pdf
    因みに、私が1Xを荒川に出す際には、柔らかい草地の上でオールをクラッチに取り付け、オールを引き込んだ状態で艇を腰の高さに持ち上げ、水面まで運んで、浮かべます。こうすると水際の時間を短縮できて安全です。(水際でモタモタするとタンカーやモーター等の曳き波を食らって危ない)揚艇時も岸に着けたらオールを引き込んで持ち上げ、草地の上に下ろしてからオールを外し、艇を担ぎます。こうすると草地の上で少しユックリする事が出来、心にゆとりが持て、余計な心配が無くなります。
    尚、慣れるまでは土手の階段での上り下りや水際では、サポートする者を付けた方が良いでしょう。

  3. 1Xで荒川に出艇する際の、難関は、?土手超えの陸送と、?艇を水に浮かべる迄&揚艇時に艇を担ぐまでの水際での荷役作業と思います。
    今年の対校選手は、これまで1X艇を本格的に使っていなかったし、荒川での出艇は今回が初でもあり、大変だと思います。
    1Xでの荒川への陸送要領を纏めた資料をHoAのHP(下記URL)へ掲載しているので、参考にして下さい。
    http://partezrowing.com/ARA/2007hoa/Arakawa1x.pdf
    因みに、私が1Xを荒川に出す際には、柔らかい草地の上でオールをクラッチに取り付け、オールを引き込んだ状態で艇を腰の高さに持ち上げ、水面まで運んで、浮かべます。こうすると水際の時間を短縮できて安全です。(水際でモタモタするとタンカーやモーター等の曳き波を食らって危ない)揚艇時も岸に着けたらオールを引き込んで持ち上げ、草地の上に下ろしてからオールを外し、艇を担ぎます。こうすると草地の上で少しユックリする事が出来、心にゆとりが持て、余計な心配が無くなります。
    尚、慣れるまでは土手の階段での上り下りや水際では、サポートする者を付けた方が良いでしょう。

  4. oyajiscullerさん詳細なコメントをいつもありがとうございます。
    このコメントを参考にして、より良い練習ができるよう、今後いっそう励んでいきたいと思います。

  5. oyajiscullerさん詳細なコメントをいつもありがとうございます。
    このコメントを参考にして、より良い練習ができるよう、今後いっそう励んでいきたいと思います。

  6. oyajiscullerさん詳細なコメントをいつもありがとうございます。
    このコメントを参考にして、より良い練習ができるよう、今後いっそう励んでいきたいと思います。

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