こんにちは。
2年漕手の梶谷知歩です。
夏らしい暑さが続いていますが、みなさんは「夏」と聞いて何を思い浮かべますか?
このブログでは、花火ってことにしておきます。
明後日8/5には、戸田橋花火大会があるそうです。駅から艇庫までの道や河川敷に提灯が吊るされたり、当日の通行止めを知らせる看板が立てられていたり、準備が進められています。
これは、少し前に河川敷を散歩した時の写真です。荒川の東京側も埼玉側も提灯がありました。東京側です。
この花火大会の存在は漕艇部に入ってから知り、見るのは今年が初めてなのですが、準備の様子などから、相当な人数が集まる花火大会なんだな、と感じます。
大きな花火大会といえば、私の地元には、「勝毎花火大会」があります。「勝毎」は、十勝毎日新聞社の略で、「かちまい」と読みます。もしよかったら、覚えてください。今年は8/13に開催されるので、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
この勝毎花火大会にも、十勝川の河川敷にたくさんの人が訪れます。夏に、「なんか、今日は、やけに国道が混んでるな。しかも、札幌ナンバーとか本州のナンバーがやたらと多いぞ。」って思ったら、その日は勝毎花火大会の日だった記憶があります。
多くの人が詰めかけるだけあり、花火は豪華です。
ここまでアピールしといてなんですが、私は、会場で花火を見たことがありません。祖父母の家の屋根から見ました。祖父母の家は、会場の隣の隣の町にあり、10km以上離れているのですが、そこからでも見えるくらい大きな花火なのです。ただ、見えるといっても、小さくて、防風林のあそこら辺が明るくなってるね、っていう感じです。音は聞こえません。それでも、すごく記憶に残っています。
その一方で、地域の夏祭りの花火も記憶に残っています。花火自体の大きさは、勝毎花火大会と比べると全然大きくないです。
でも、打ち上げる場所がすぐ近くなので、とても大きく見えました。火の粉が降りかかってきそうな近さで、視界いっぱいに花火が開きます。音も迫力があります。この夏祭りは、お祭りなのに食べ物が美味しかったり、少人数なのでビンゴ大会で景品にありつけたりして、大好きなお祭りです。それでも、印象に残っているのは、お祭りの最後に、間近で打ち上げられた花火が焼き付いているからだと思います。
このふたつの花火は、どちらも壮大で、同じくらい思い出に残っていますが、対照的です。大きな花火でも遠くからだと小さくて、小さな花火でも近くだと大きく見えます。当たり前のことですが、どこから見るかによって、見え方が変わることを感じさせられます。
もう1つ記憶に残っているのは、高校の学祭の最後の花火です。これは、花火自体よりも、消えてからの余韻が忘れられないです。いつもは授業と部活だけの毎日ですが、準備期間に入ってからの浮ついた雰囲気や当日の盛り上がりを経て、みんなで花火を見ます。それが消えたあと、日常に戻されていく感覚は少し寂しかったです。しかも、花火の後は、すぐに整列して、強制的に帰らされ、もっと長くみんなと余韻に浸りたいのに、余計に寂しかったです。2年生の時はコロナでまともな学祭がなかったので置いておくと、1年生よりも、3年生の学祭の時の方が花火の後の寂しさが大きかった気がします。
この花火の思い出を振り返ると、花火が打ち上がるその一瞬はもちろんのこと、誰と一緒に見るのか、その人たちとそれまでをどんなふうに過ごしたか、も花火の楽しみなのではないかと思います。
ここまで、私の花火の記憶を思いのままに書いてみましたが、明後日の花火大会はどんな風に私の記憶に残るのでしょうか?
艇庫から準備の様子を撮ってみた写真です。
当日は、艇庫から、漕艇部の人たちと眺めることになりそうです。
まず、花火自体は、多くの人が訪れるだけあり、大きくて豪華なのでしょう。
そして、河川敷を散歩して偵察した感じだと、割とすぐ近くから打ち上がりそうな気配がします。
大きな花火を近くから見れちゃいますね。視界に入りきらないサイズで見えるかもしれません。
さらに、学祭のように準備期間だけの特別なエネルギーを注いで特別なことに取り組むわけではありませんが、漕艇部の人たちとは、日々、舟を早く進めることにエネルギーを注ぎ続けてきました。注ぎ方、注ぐ量は人それぞれですが、漕艇部に注がれたその総量は莫大です。目で見て量ることは出来ませんが、肌で感じます。でも、それは、私がこれまで漕艇部で関わっててきた人や、私が知っていることから感じたものだけで、もっと多く注がれているでしょう。本当に恵まれています。
そんな人たちと見る花火は、どんな風に見えるのでしょうか?
花火が消えた後は、どう感じているんでしょうか?
そんなことは、2日後の私次第なので、どうでもいいことです。
8/5の花火が終わっても、エネルギーは注がれます。むしろ、インカレに向かって、今まで以上でしょう。私も注がれたエネルギーを感じるだけでなく、この恵まれた環境に何か還元できたらいいなと思います。
花火大会が来年も再来年もあるとしたら、さらに多くの時間を過ごして、エネルギーを注いだ人たちと眺めることになります。そうなると、ますますどう感じるのか読めないです。
いろいろ書きましたが、とにかく、花火がとっても楽しみ、っていうことです。
当日は、事故なく無事に花火が上がることを祈っています。
散歩ついでにバッタを捕まえた写真も載せておきます。このバッタも花火を楽しめるといいな、と思います。





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