こんにちは。3年漕手の小野田空羽です。先日国体の予選会で帰省した際に自分のブログを後輩や友人が読んでいることを知り自己満足ブログに終わっておらず、誰かに届いていて嬉しかったです。よかったら拍手たくさん押していってください!
近況としては、先日のナショナルチームの評価レースの結果から、U23世界選手権日本代表に内定しました。7/19~7/23にブルガリアのPlovdivで開催されるU23世界選手権に、軽量級シングルスカルで出場します。本来はインターナショナルレガッタの参加資格を評価されるためのレースでしたが、自分でも予想していなかった展開となり、かなり驚きました。今回は世界選手権に向けて今の心情と意気込みを書いていこうと思います。
世界選手権が決まってから、初めて世界との差を”自分の感覚として”認識し出しました。ちょうど最近、World CupⅡを中継で見ていて、荒川さんの躍進には感動しました。しかしそれ以上に、日本では頭一つ抜けているような軽量級のクルーが世界のトップ選手達を相手に苦戦している姿が印象的でした。いざ実際にそんな世界の舞台に自分自身が立つことを想像すると、かなり怖いなというのが素直な思いです。
U23の代表に選ばれている他の選手の中にはこれまでに何度も世界を経験しているような選手も多く、世界で戦うことを基準としてこれまでも練習してきていることを知り、日々の意識の高さから自分もいい方向に影響されています。もしも、代表選考に挑戦すると決めた冬の時点で世界選手権に出られるとわかっていたら、さらに言えばボートを始めたての自分に数年後に代表になることを伝えられるとしたら、世界まで見越して練習を積めて今頃もっと速かったのかなとか野暮なことを考えるのですが、その時は目の前にある目標が全てなので、結局その時点で最大限の練習をするしかないのだと思います。今思えば県内での勝利を目指すことから始まり、世界に挑戦するところまで成長できたことは順調すぎるくらいのステップアップですね。
自分はタレント選手のように元々の潜在能力が高いわけでもなく、平均身長ど真ん中の平凡な体格の選手です。高専時代に後輩に「先輩がその体格で頑張って勝てるなら、俺にもできる気がします。」的なことを言われたことを覚えていますが、そんな甘くないぞと思いつつも、誰かが頑張る理由になれることは素直に嬉しいですね。そんな風にこの世界への挑戦を通して誰かに勇気を与えられたらと思います。
そして、世界選手権に出るにあたっては、淡青会や松江高専のOB会、さらには地元の方々までありがたいことにたくさんの方々のご支援と応援を頂いています。また、チームの動きとは別で自由にやらせてもらっています。ここで改めて感謝を伝えたいと思います。多くの方々の支えがなければ立てない舞台なので、ただ出場できて良かったね、で終わらせるつもりはありません。今までのボート人生の一つの集大成として、爪痕を残し、さらに強くなって帰ってきます。そのためにも一日一日を大切に最大成長速度で挑みたいと思います。
応援のほどよろしくお願いいたします!


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