はじめましてこんにちは!新人で理科一類の楠井俊朗です。
さて、平成から令和になってもう二か月ですね。僕は令和になる直前の4/30に突然入部を決意して入部したので、入部してからちょうど二か月になります。あの入部の時が懐かしい…?、ということで今日は漕艇部の新歓の時の思い出について書かせていただこうと思います。
僕が漕艇部について詳しく知ったのは、テント列で漕艇部に強い勧誘を受けたときでした。しかしその時はボートは足で漕ぐスポーツだということを知っただけで、特に入部する気もなかったです。サーオリの時も、陸上部に入ろうと思っていたので、陸上部のブースだけを回る..つもりでしたが..,時間が大量に余ってしまい、どこのブースに行こうかと思ったとき、偶然漕艇部のブースに向かっていました。一時間ほどボートに関する説明を受け、漕艇部はすごく熱い部活なんだという事を知りましたが、艇庫暮らしのことについても知らされ入部はちょっと抵抗が、..ということで陸上部にしようかな、などと漠然と考えていました。
先輩にはLineで練習に来ない?練習に来ない?と熱く体験練習の勧誘をしていただいたのですが、楽しい練習をさせていただいた上に食事まで奢ってもらって、この時は申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
そんなある日、午前中は陸上部の体験練習、午後は体験乗艇、という日がありました。その日例の通りエルゴリレーをやったのですが僕は疲れていて(言い訳)タイムが出せず同じグループの人に迷惑をかけてしまいました。そのとき先輩に「午前の陸上部の練習で足が痛くて..」といったのですが、先輩はそれに対し、
「疲れなんて100m漕ぐだけなら全く関係ないでしょ」
ということを仰っていました。今考えれば100mなんて超短距離ですが、その時は先輩の話し方からアスリートの謙虚さと自信のようなものを感じ、感動しました。それから、漕艇部の先輩方一人ひとりが、よく見てみると”かっこいい”ということをはっきり感じたのです。(かっこいいというのは、人間の魅力を形容する以上の意味を持つことを知ったのもその時でした。)
それでも、人間というのは厄介なもので漕艇部に入部して、四年間をボートに賭けてみようという勇気は中々起こりませんでした。先輩と将来のことなどについて時間を割いて相談のようなものを何回かさせていただいたのですが、それでも見えてくるものはただ漠然とした靄だけでした….
4/30、22:30、一気に靄が晴れ、平成最後の大決断をしたい。東大に入ったけれど、もっと大きいことがしたいと思い先輩に入部の意思を伝えました。その選択は、論理を欠いた、直感のみによるものでした。
自己満足の文章ですが、読んでくださりありがとうございます。まだまだ未熟な拙者ですが、日々OBの方、トレーナーや先輩方、一緒に頑張れる仲間の助けを借りて日々頑張れています。ありがとうございます。