一年生で新ジュニアとなる原本です。
ブログ担当の先輩から二回もブログを当てられながら、フリーブログといわれても趣味も特になく書くことが思いつかず、全日本新人への取り組みについても書こう書こうと思いながら時間が過ぎてしまい、結局全日本新人が終わったこのタイミングでブログを投稿する次第となりました。申し訳ありません。
さて一行目に「新ジュニアとなる」とあるように私たち一年生は昨日まで行われた全日本新人を区切りに新人期を終え、新ジュニアとしての活動が始まりました。今回は新ジュニアとしてのこれからについて書きたいと思います。
私はジュニアになる、冬に向かう、この時期に当たって代ミーティングの場と、お互いにコミュニケーションをとる場を増やしたいと思っています。
まず新人期には代ミーティングをやる回数が少なかったと考えます。これまでは各自が代について問題意識をもっていても、それを全体に伝えようと思ったら自分がミーティングを企画して日程調整してといったことが必要でした。それはハードルが少し高かったかもしれません。代ミーティングの定例開催は発言の機会と、議論の場を増やすために必要であると思います。
さてミーティングの重要性は確かだとして、ミーティングはコミュニケーションの場にはなりずらいと思います。大体においてミーティングは議論をし、代としての方針を決めることが目的になります。そのなかでは自分と違う意見があればそれに対して反論したり、妥協点をみつけたり、時には相手の意見を潰そうとすることもあるかもしれません。また争点になる議題も必要です。私はそのような議論の場所としてのミーティングだけでなく、各々が特に結論を出す必要のない話題について、語り、質問され、交換するといったコミュニケーションの場が必要だと思います。
コミュニケーションによってお互いの引き出しを開けあうことができ、今まで気づかなかった自分に気づき、仲間の秘めていた想いに触れることもできます。このことは私たちがボートに向き合うにあたっての想いを豊かにしてくれると思います。
本当は食堂で話しているとき、J部屋で話しているとき、ロビーで雑談するとき、、、様々な日常の場面でボートについて、自分自身について真剣に語り合えるとよいですが、普段は真剣な話はなかなか切り出しづらいものです。
そこで2回ほど「なぜ漕艇部に入ったか(そして今はどうなのか)」を話題に新人5~6人でお互いに語り合うことを目的にした小ミーティングを行いました。冬場にはさらに高い頻度で実施したいと考えています。いずれは対校の先輩も入れて実施できればと思います。
このブログを読んだ新ジュニア(に限りませんが)は先輩、同期に「なぜ漕艇部に入ったか/今はその時の気持ちと比べてどうなのか/将来何をしたいのか/大学四年間でなにを達成したいのか」などなど少し普段から気楽に話すには重いかもしれない話を時間がありそうなときに聞いてみたらどうでしょうか、自分から語ってみたらどうでしょうか。その語り合いはきっと自分の心を豊かにしてくれるのではないでしょうか。冬を乗り越えるには自分の想いだけではつらすぎると思います。皆で艇庫で語り合って支え合い、毎日の練習に励みこの冬を大きなステップにしましょう。
【追記】
自分に、部活に、なんにしろ閉じこもらないのは大切です。上では漕艇部内でのコミュニケーションについて言いましたが、年末年始に久しぶりに会う人もたくさんいると思います。たわいもない雑談の合間に、少し思い切って、成年の人はお酒の力を借りて、久しぶりに会った旧友に、先輩に、先生に、自分の今の考えを語って、その人の考えを聞いてみてはどうでしょうか。このフライも然り。