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取り組みの一貫性

こんにちは、2年の笹野です。

今回のボートブログでは現在京大戦に向けて練習しているジュニア4+について書きたいと思います。

ジュニアで怪我人が続出し、消去法で組まれたこのクルーですが結成直後から息が合っていて、良い練習ができていてとても楽しいです。艇速が出ている要因を自分なりに考えてみると「東商戦の反省がしっかり活かせている」ことが一番の理由だと感じています。

細かく見てみると一つ目は「並べを増やしたこと」です。東商戦前は注意するべきことが多く、航路でミスをするとどやされるのであまり並べを積極的にしようとは思いませんでしたが、部員間での競争が強いチームを作ると考えできるだけ並べて練習するようにしました。単漕の時よりも並べている時の方が質の高い練習ができているように感じます。後は並べに勝つとやっぱり楽しいしやる気も出ます。

二つ目は(自分でいうのは気が引けますが)コックスとしての自分が成長したことです。大雑把にいうと「コールに自信が出てきた」「クルーからのフィードバックで自分の問題点を改善できるようになった」「気になったことをすぐ言えるようになった」のが成長ポイントです。トップコックスになってコールと艇の動きに集中できるようになり、考えやすくなったのも助けになっていると思います。

実はこれらの点においてコックスとしてだけでなく日常生活でも成長を感じます。最近はこうしたいと思ったら自分から積極的に行動したり、自分の意見をはっきり言うことができるようになって自分に自信が持てるようになりました。いい意味で「自己中心的」になったような気がします。

一番大きいのは三つ目で、「ミーティングと乗艇練習がお互いに活かせるようになった」ことです。最近の(僕が嫌いな)表現でいうとPDCAサイクルがうまく機能しているというやつです。

東商戦の時はミーティングで意見をいう人が限られていたり、意見が出ても「最初は意識してたけど疲れてくるとできない」などといった次につながらない意見が出てきたり、クルーで論点がずれていたりして頭を使うと言う点で課題がありました。しかし現在は「フォーカスの優先順位を崩さない(この記事のタイトルは僕の5月の目標です)」「論点をずらさず、現状、理由、改善策をはっきりさせる」「議論で全員の漕ぎのイメージをすり合わせる」ことが徹底できているので毎回の練習で計画通りのことができているように感じます。

こうして質の高い練習を積み、対校フォアとの2000mTTで大きく水をあけて勝つなど結果もついてきました。気が早いですが個人的には夏のインカレにこのクルーで出たいし結果を残す自信もあります。

まずは京大戦で勝てるように頑張りたいと思います。長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。

笹野

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