こんにちは、江澤です。
口を開けば思わず「寒い」という単語がこぼれてしまいますね。
今朝はオールの表面やハルに薄く氷が張っていて視覚的にも寒さを感じさせられました。
さて、タイトルの”G”ですが、みんなから恨まれている黒光りするあいつ…ではなく(この間下駄箱のところで親指くらいのサイズのそいつを見て反射的にサンダルでごめんなさいしてしまったのはナイショの話)、”重心”の”G”です。
ボート部に入るまで、”重心”なんて物理や数学で計算して求めるただの”G”だったわけですが…
怪我をしてから特に、自分の重心が今どこにあるかということをよく考えます。
わたしの怪我の大きな原因として、漕ぐときに常に骨盤が後傾して体重が後ろに落ちてしまっていたということがありました。
それからというもの、乗艇しているときはもちろん普段立っているときや座っているときも、骨盤を後傾させない、重心を骨盤の真上に、ということを意識しています。
今わたしは埼京線の車内なのですが、この電車に乗っている人のなかに自分の重心を気にしている人は何人いるでしょうか(埼京線はボート部員がけっこういるのでもしかしたらある程度の人数いるかもですが笑)。
ボート部に入らなかったら、きっとこんなこと考えなかっただろうなぁ…
他にも、ウェイトや体幹トレーニングをするときに自分は今どこの筋肉を動かしているか意識する、とか、キャッチのときはここの筋肉で水とストレッチャーをつなぐ、とか…入部してから徐々に自分の体の動きに敏感になっている気がします。
なかには意識せずに自然とできるようになったほうがいいこともたくさんあるけれど、うまくできないうちはそれこそ筋繊維一本一本の動きまで感じられるくらいにセンシティブになって、正しい体の使い方を染み込ませていこうと思います。
とか夢中になって書いてるうちにまた骨盤が後傾していました。
参った参った、正しい姿勢が身に付くにはまだまだ時間がかかりそうです。
江澤千春