4年の相澤です。
女子クオドこころの全日本が終わりました。
昨日の予選は土岐主務の奇跡のくじ運のおかげでインカレでもあたった京大、龍谷大と再戦。今回は京大には勝利、龍谷大とは艇差を半艇身まで詰める場面があり、レースの醍醐味を味わうことができました。このクルーでいろいろな並べやレースをして、この競り合う楽しさを味わえるレベルになってきたのは、これからの女子部にとっても収穫だったと思います。
社会人クルーに挑戦することになった今日の敗復は「社会人クルーに噛み付くような面白いレースを」という思いで1Qからかっ飛ばして入りましたが、その後自分達のリズムに作り直すことができず、非常に悔しいレースになってしまいました。
最後のレースが終わった今いろいろと思うことはありますが、一番は、オールで水を押して船を進めること、進んでいる船に乗ること、横に相手がいたらもっと強く押して勝負すること、それが単純に面白いんだなぁということです。
1年生の時に感じていた「ボート」というものと、今感じる「ボート」はずいぶん違います。思い通りにならないオールをバシャバシャ振り回していた1年生の時より、今の方がずっとボートは面白いです。
たぶんうまくなればなるほどボートは面白くなるんだと思います。今回私達がかなわなかったクルーは、私よりもずっと面白い「ボート」を見ているんだと思います。
女子部の後輩たちには、今私が見ているよりもっともっと面白いボートを見てほしいなぁと思います。
相澤寛子