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左手育成プログラム

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「両利きってカッコいい」「左利きって頭よさそう」

きっかけはそんな下らないことでした。
高校1年生の時から箸を左手で使うようになりました。
文字を書くのも左手でできるようになりたかったのですが、板書に追い付かず1日であきらめました。

あれから5年近く経って左手で食事をすることは習慣となりました。
しかしこの5年間頭の隅に残り続けた課題がありました。

「左手で文字を書けるようになるためにはどうすればいいのか」

この疑問に取り組むためにまず、なぜ左手で文字が書きにくいのかを考えました。
真っ先に思いついたのが横線の引きにくさです。
文字を書く際にひく横線はほとんど左から右の向きに書きます。
これは右手で書くときは内側から外側の向きですが、左手で書くときは当然のごとく外側から内側の向きになります。
外側から内側向きの運動は使う手によらずやりにくく感じるのです。

解決策として左手で書くときは横線を右から左の向きに書くようにすればよいと思われましたが、ここにも問題がありました。
くち」という漢字を思い浮かべればわかることですが、上辺は右辺とくっついています。つまり、上辺を右から左に書こうと思うと右辺を下から上に書かなければなりません。
これでは書きにくさは減るどころか増えています。
仕方がないので上辺と左辺をくっつけるように書くようにしましょう。

ここまで考えれば結論は明確です。
左手で書くときは鏡文字にすればいいのではないでしょうか。

試しに書いてみたところ思っていた以上に書きやすいことが分かりました。
さらに、左利きも人とも両利きの人とも差別化をでるという思わぬ利点が付いてきます。

こういうわけで残り少ないですが春休みの間は新学期からは左手でもノートを取れるようになることを目標に、左手で鏡文字を書く練習をします。

おまけ:上の文章の中に今までのボート部のブログでは(たぶん)使われたことのない工夫あります。なんでしょう?

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(右手はもう少しうまいです)

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