こんにちは。4年副将の豊間根です。
突然ですが、夏休みって楽しいですよね。
3月に入ったと言うのにまだまだ寒いこの時期の話題としてはあまりにも唐突ですが、とにかく、夏休みって楽しいと思うんです。
市民プールの帰り道、何となく重い体に染み込む、キンキンに冷えたラムネ。
打ち上げ花火に夢中になって溶けたかき氷の、気だるい甘さ。
冷たすぎるくらいの沢の水。
海水で口の中がしょっぱくなって、ちょうど美味しくなるおにぎり。
扇風機の風に揺られる風鈴の音。
夕暮れ時、遅めの昼寝から目覚めると、遠くから聞こえてくるヒグラシの声…。
去年の戸田橋花火大会の写真です。スマホのカメラも侮れないですね。
そんな楽しい夏休みですが、忘れちゃいけない大切なあるものがつきものですよね。
宿題です。
夏休みと言えば宿題。そして、夏休みの宿題とはとかく忘れられがち、というか後回しにされがちなものです。
皆さんも一度くらいは、読んでもいない本の読書感想文を慌ててでっち上げたり、水をあげずに速攻で枯れたアサガオの観察日記を捏造したりしたのではないでしょうか。
場合によっては「やったんですけど持ってくるのを忘れました」とか何とかいう白々しいウソでごまかされたりもします。
夏休みの宿題は、とかく軽視されがちな不憫な奴です。
さて、前置きが長くて恐縮ですが、ここからが本題です。
「大学生活は人生の夏休み」という言葉があります。
いい言葉だと思います。確かに、重い社会的責任を負わずに様々なことに挑戦できる大学生活は、自由にいろいろなことができるチャンスなのかも知れません。
ですが、「大学生活は人生の夏休み」と言う人は、宿題のことを忘れていることが多い気がします。
夏休みに宿題はつきものです。
8月の終盤、夏休みが終わる直前になって泣きながらお母さんに手伝ってもらっているようでは、夏休みの楽しい思い出も辛いものになってしまいます。
嘘をつけばその場はしのげるかも知れませんが、昔の人も言っている通り、嘘つきは泥棒の始まりです。
毎日コツコツやっていった方がいいに決まっています。
ところで、幸い僕の周りにはそういう人はいないんですが、世の中には就活が間近に迫ると急にボランティア活動を始めたり、面接の場でだけ突然サークルの副代表になったりする輩がいるらしいんですね。
そういう人たちのことは、まあまあ軽蔑しています。
ボート部に入れば、もしかしたら不恰好かも知れませんが、少なくとも一つの「人生の夏休みにおける宿題」を完成させることができるのではないでしょうか。
現役生活も残すところ8ヶ月程になった、最高学年の春に、そんなことを考えました。
明日の乗艇も頑張りましょう。
以上です。