2年の岡翔太朗です。こんにちは。
ガイドブックの話ではないです。
もう少しで今年も終わりですね。別に年が変わるだけなのでボート部的には何が変わるでもありませんが、2年生である自分としてはもう数ヶ月で駒場生でなくなることのほうが感慨深いです。単位を落としたらまた駒場に来ることにはなるのですが…
今週の月曜が授業で駒場に行く最後の日だったので、そんなことを考えていました。入学したての頃はまだ右も左もわからないような感じだったなぁ…とかありきたりなことを思うわけです。
その中でよく覚えているものの一つに、JR渋谷改札と井の頭線改札を結ぶ通路の人の多さがあります。これどうやって前に進めばいいんだろう…と本当に困りました。何日かしてやっと慣れてきて、数週間すると人の動きの規則性が見えてきてどこを通ればよいかわかるようになりました。
こんな風に、どこにでもその土地の歩き方があると思うのです。渋谷のスクランブル交差点も新宿駅の乗り換えも慣れればなんとかなります。新宿駅を歩けるんだから東京駅も大丈夫だろうと思って歩くと早足のサラリーマンや突然止まるおばさま方にぶつかりそうになったりします。具体的に何とは言えませんが何か感覚が違うのですね。どこに何があるかわかっているというか、それによる心の余裕というか…
そうして歩き方がわかってくるとその土地にある種の愛着のようなものがわいてきます。自分だけでしょうか。駒場も渋谷も、来年度になればおそらく来る回数がぐっと減るでしょう。なんだか寂しいものです。こうして自分が歩き方を覚えた場所は思い出となって心に残っていくのでしょう。
以上取り留めのない話でしたが、とりあえずうっかり留年せずに駒場を思い出の場所にしてしまいたいですね。