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インカレ対校エイト 天寵

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こんにちは、4年の三浦健太郎です。天寵で3番を漕いでいます。

対校エイトのメンバーは以下の通りです。なんとシートが4年3年の順番なんです。面白いですね。
Cox 大久拓海(4年)
整調 豊間根青地(3年)
7番 松垣開土(4年)
6番 菱田卓志(3年)
5番 坂井夏生(4年)
4番 林興養(3年)
3番 三浦健太郎(4年)
2番 中山宗一郎(3年)
バウ 岩﨑航平(4年)
ちなみにいわさきの「さき」の字は崎ではなく﨑ですよ!

ついに明日は4年生として臨む最後のインカレです。新入生として入部したときからこの時を思い描いて来ました。最高学年としてチームを引っ張る爽やかでかっこいい4年生像を夢見ていたのですが、実際は3番というなんとも言えないシートで、全く爽やかさのかけらもない漕ぎで、おちゃらけたキャラという理想とは真逆の4年生になってしまったようです。現実は厳しいですね(笑)

3番というシートははっきり言ってつまらないです。今シーズンほとんど乗ってきた整調に比べると、自分の存在意義に疑問を持つくらい地味です。
ただ、このシートのいいところは舟の動きやクルー全員の動きが手に取るようにはっきりとわかることだと思います。川でパドルのフォワード中に小枝がフィンにひっかかる瞬間がはっきりと認識できるほどです。

そしてこのシートにはもう一ついいところがあります。それは仲間の頑張りをものすごく鮮明に感じられるということです。
みんなががんばってる時、苦しいところで粘ってる時、視覚的にも舟の動きからもものすごく感じます。
前のシートの興養が脚蹴りを入れた時とか彼のフィジカルモンスターっぷりを思い知り、バウペアからの突き上げに加え乗艇中に誰よりも声をだしてクルーを鼓舞する中山には頼もしさを覚え、バウから聞こえる航平の呼吸を聞いて勇気をもらい、ちゃんと前に合わせて漕いでいる夏生に成長を感じ(そして脚蹴りでの反応は頼もしいです)、ひっしーの逞しくまさに“エンジン”のような背中に感謝し、いつも通りの開土はスルーして、懸命に漕いでいる豊間根(もう少しポーカーフェイスで漕げるといいね)から力をもらい、アホほど聞いてきた大久のコールから今までやってきたことが走馬灯のように思い出される(聴覚から記憶が呼び覚まされるってやつです)。
こうして振り返るとやっぱり最高の仲間ですね。

というわけでなんだかんだ言って、このシートでレースをすることに感謝してます。そしてこのメンバーで闘っているということを誰よりも噛み締めてレースしてやろうと思います。

対校エイトは勝つ義務がある。東京大学漕艇部で過ごしてきて肌身でその理由を理解しました。いつも練習をみてくださる氏家ヘッドコーチや先輩方、本当に感謝してもしきれません。規模が大きいこの部の運営をして快適に漕げる環境を作ってくれるマネージャーたち、本当に尊敬します。そしてOBのみなさんの応援、本当に力になっています、ありがとうございます。

最後に、漕手なら誰もが乗りたいと思う対校エイトに乗っている以上、その対校エイトの漕手に相応しい漕ぎを発揮したいと思います。

「勝った方がええ」

みなさまの熱い応援よろしくお願いします。

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