こんにちは。四年漕手の竹村です。 今週は東大の入試があったみたいですね。受験生のみなさんは一息ついていることでしょう。お疲れ様でした。
自分自身の受験においてよく覚えているのは、駅から試験会場に向かう道のことです。多くの受験生が歩く脇に、家族だとか高校の先生だとか、予備校の講師が応援に駆けつけていました。受験生達はその人達から、がんばれだとか、君なら行けるだとか、様々な言葉を受け取っていました。自分もいろんな人に応援されてきて人一倍がんばってきたつもりだが、それは誰もが同じで、皆誰かの期待を背負い、最大限の努力をしてきたんだと思いました(そしてそのうちの七割は落ちるのだな、と)。まだ自分は土俵に立っただけなんだと。 今日はボート部では東商戦の出発コンパがありました。決意をより強固にして、これから東商戦やインカレに向けて練習を積んでいきます。これらの試合で勝つ、あるいは優勝するということは、今ポンドに出ている自分(達)よりもエルゴを回し、かつ自分(達)よりもはるかに艇の進め方がわかってる奴らに勝つということ。この試合が訪れる頃に自分は確かな実力を付けなければならない、勝負できなければならない、彼らにとって強敵にならなければならな
い。ポンドに出ている他大の選手も、自分達と同じように誰かに応援され、誰かの期待を背負い必死で、本当に必死で練習してきているはずです。当たり前だけど彼らに勝ちにいかねばならないと痛感します。 受験の時と同じように土俵の上に立たねばならない。勝つことしか目標にならないが、勝つことから遠ければその目標は空虚になってしまいます。
今はまだ勝てる可能性は十分あると信じていますが、試合の直前まで勝つための実力を身に付けずに時間が過ぎてしまい、決起会で中身のない勝利宣言をするようなことは絶対避けたいです。
今の望みは勝負した上で、強敵に勝つ。これだけです。 コンパで上がった気分のまま、このブログを書き上げました。この気分を最後まで続けていきたいです。