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フラグは立っていた

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こんばんは。新3年漕手の菱田です。

油断は禁物です。改めて思いました。

というのも今週始めに肋骨を痛めてしまい、昨日の乗艇練習を休んでしまったからです。昔から体だけは丈夫というのが取り柄で、中学高校と続けてきた運動部でもケガで練習を休んだことは一度もありませんでした。昨年度ジュニアの時も菱田が最後の砦みたいに思われていた節があります。自己紹介(ホームページが先週更新されました)の自慢のところにも「ケガしない」と書いたばかりなのに……

自分の体を過信しすぎました。

前兆はいくつかありました。そういえば最近漕ぎのフォームで左右のアンバランスを指摘されることが多いな、そういえば体をほぐしてもらった時に右足の方が張っていると言われたな、そういえばストレッチの時間が減っていたな、などなど。一つ一つは大したことがなくても、それが積み重なると怪我に繋がってしまうのだと痛感しました。

練習を抜けるということで、同じクルーや共に並漕練習している対校選手、毎日付きっきりで指導してくれるコーチの方々には本当に申し訳ないと思います。

ですが、少し自分を見つめ直す時間が増えたということも確かです。(リハビリのストレッチ中は乗艇中以上に色々考えられる)復帰したときにチームのプラスとなる材料を持って帰らなくてはいけないとも感じています。

昔から言われていることですが、乗艇中もう1cm前にレンジがとれるようになれば、一漕ぎで1cmさらに進むようになって最終的に250本も漕げば2.5mの差になります。実際はそんな単純ではありません。漕いでいるときはしんどいからです。

しかし、これをストレッチに置き換えたらどうでしょう。あと1cm身体を伸ばそうと意識するぐらいなら、それほど難しいことではありません。確かに限界はありますが、レース中に比べれば全然苦ではありません。そう考えながらストレッチするだけで随分身体の使い方が変わりました。限界と思ったところで、もう1cm、もう1秒、だけ粘ってみる。

当たり前のことではありますが、当たり前ができていなかったためにケガしたことを考えると、侮れません。

そんなこんなですが、シートを易々と他人に明け渡すつもりはありません。明日からは早速、乗艇練習に臨むつもりです。そのためにこの二日は我慢して回復に努めたのですから。

身体のケアをしつつ、最高のパフォーマンスを出していきます。

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