勉強が一段落したのでブログ書いています。こんばんは。齋藤崇治です。(齋と斉では意味が違います。意味が。)
家に帰ってからずっと文字と睨めっこして疲労困憊ですが、やはり大学の勉強は楽しいです。特に今学期ゼミに入って、あーだこーだ考える時間が増えて、ようやっと大学生になれた気がします。
自分で言うのもなんですが、僕はこの部活に入っていなかったところで、「東大生らしく」勉強していたことでしょう。部活やっていないから暇、ということもなかったと思います。むしろ、それはそれで「忙しい忙しい」言っているかもしれません。(今の方が遥かに忙しいことは言を俟たないですが)
なのに何故この部活にいるか。元々この部活に入ったのは自己変革のためでした。勉強について言えば、僕は最近よく叩かれがちな典型的な「受験勉強しかして来なかった人」なので、東大に入ってそのまま伸びる気がしませんでした。自分の成長が頭打ちになっている気がしていました。何かbreakthroughを欲していました。
僕はこの部活で日々限界を超えようとチャレンジしています。そして、そんな人たちが身近にたくさんいます。この環境は紛れもなく、この部の宝です。ここでチャレンジし続けることが、ボート以外でも(勉強とか)あらゆる限界を拡げることになると思います。大学入学前の自分にとって足りなかったのは、こうしたチャレンジだと最近わかりました。部活に入って得られる効果みたいなものは、事前に色々とシミュレーションしていましたが、当時の僕には考えつかず、かつ得られた最大のものだと思います。まぁ、そんなこと考えずにただボートが好きという人がほとんどなのかもしれませんがね。それもまたこの部の良いところです。
この部活に入っていなかったところで、周りの文一生に流されて公務員試験ないし司法試験のために予備校通いになっていたことでしょう。そして、おそらく試験自体には合格して、その後の人生もそれなりのものになっていたかもしれません。ですが、それはそれで頭打ちになっていたと思います。机に向かってカリカリ勉強しているだけでは、社会で生きてはいけませんしね。
最近、サークルの友人たち(3年)は次々と引退しているようです。そして、彼らは未来に向かって歩み始めます。就活、公務員試験、卒論、彼らはそれぞれやらねばならぬことがあり、「忙しい忙しい」言うでしょう。一方、それらが身に降り掛かるのは僕らも変わりません。それでもcrazyに朝晩と練習して、学校に行きます。絶対に学校で部活のスウェットとかは着ません。学校で僕は一介の東大生だからです。
「文武両道」
この部活に入った時に自分に課した目標です。勉学日本一(と言われている)東大で、かつ日本一を目指す本ボート部において、この言葉が意味するレベルが非常に高いということに、つい最近気づき絶望していますが、その過程は決して無駄にならないと信じて明日も頑張ります。そしてこのことが自分の限界を拡げ続けると信じて。当然、結果を出さないと負け惜しみになってしまいますが。