こんにちは!
10月も半ばとなり、朝晩が寒く感じられるようになって来ました。
二回目の投稿になります、もうすぐJr.に上がる一年生の渡部周です。
今回は秋に花を咲かせ、その香りで僕たちを楽しませてくれる「キンモクセイ」の話を少しさせていただきます。
とはいってもキンモクセイについて生物学的な解説をするわけではありません(笑)
僕は木曽川町という川の名前が町名になっている町の出身です。町の木がたしかキンモクセイで(あってるかな?)、僕の実家にも一本生えていて、毎年秋になるととても良い香りがします。今年の春に上京するまで毎年親しんで来た香りだったので、こちらでキンモクセイの香りをかぐ度に、実家のことを思い出し、少しノスタルジーな気分になります。
東大に入学して、東大漕艇部に入部して、早くも半年になりました。大学生活にも慣れてきて、少し落ち着きも出てきたような気もしますが、やはり漕艇部の練習は厳しく、毎回心と身体を燃やすように自分を追い込んでいます。忙しい生活の合間に進振りや就職など将来のことを考えてみると、漠然とした不安に襲われることもあります。
そんな時に気持ちを落ち着かせてくれるのがキンモクセイの香りです。不安で頭の中がいっぱいになっている時に、ふと我に帰らせてくれるのがあの故郷の香りなのです。
元々、未経験のボートを始める決断をしたのも、自分がどんな選手になってどんな活躍ができるのかを楽しみに思ってということがありました。大学生の時点での将来への不安は、自分の可能性を模索できる大学生の特権であるとも言えると思います。
キンモクセイの香りをかぎ、実家のことを思い出し、支えてくれる家族や、身の回りの方々への感謝を忘れず、とにかくまずは来年キンモクセイがまた花を咲かせる秋を楽しみに頑張ってみようかと思います。
長々と書き連ねてしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます。