
ちょうど新年度が始まった頃、艇庫の掛時計が壊れました。
これは主務の浅田が直ぐに買ってきてくれた新しい時計です。
この時計と共に素晴らしい時を刻めるように、努力して参ります。
こんばんは。H27 年度の主舵を務めます、大久拓海です。
ついに4年生になり、「自分が部を後ろから動かしている」という感覚を味わいながら日々の練習や業務に打ち込んでいます。
挨拶を書くにあたって、再度自分とボートとの関係を見直してみました。
僕自身は、「ボートはボートだけで完結するものではない」と考えています。
ボートから学んだことは、ボート以外のことに活かすことが出来、もちろんボート以外から学んだこともまた、ボートに還元することが出来ると思います。
例えば、大学の友人を見ていて感じるのは、「身だしなみが十分に管理できている人は、気持ちに余裕があって、立ち振る舞いが落ち着いていて確実である」ということです。
この気付きは、「艇庫が十分に管理されているチームは、自分達に自信があり、練習やレースでのパフォーマンスが高い」という考え方につながってくると思います。
そのように考えると、キャンパス内や日常生活での立ち振舞いや周囲への気付きは、程度の差こそあれ、何かしらボートに活きてくるのではないでしょうか。
個人的には、ボート部に入った理由も、続けてこれた理由も、ボートとそれ以外を結ぶ「地下水」が在ったからだし、過去の自分の些細な「選択」のひとつひとつが今現在につながってきたからだと思います。
だからこそ、一年後に振り返った時、その「選択」ひとつひとつに「感謝」出来るよう、いまをだいじに、努力していこうと考えております 。
その「選択への感謝」は、ボートの場合「勝利」してこそ感じられるものであるはずです。
僕はこれまでボート関係者の方々だけではなく、20年間で出逢ってきた全ての人達から、自分を成長させるためのチャンスを頂きました。
そのひとつひとつが僕が今ボートをやっている理由となっています。
自分の「選択」が間違ってはいないことを証明するために。
そして、自分がこれまで出逢ってきた方々、自分を変えてくださった方々への「感謝」を示すために、
全力で勝ちにいきます。
応援宜しくお願いします。
H27年度主舵 大久拓海