一昨日キャンプが終了しました。僕は途中からの合流でしたが、本当に寝て・起きて・練習して・食べての生活でした。
学校がなく、日中もトレーニングができる長期休暇に毎回開かれる「キャンプ」は今年も第一回が開かれ、誰も大きな怪我をすることなく終えることができました。選手がてきぱきと行動することはもちろん、支障なく練習環境を整えてくれるマネージャーはじめ、学生コーチや藤本さんなど、現役以外の方々のバックアップもあって成立したものです。改めてチームの力というものを感じ、この場でお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
23日までは先日のブログの通り、代表選考合宿でチームを離れて練習をしていました。そもそも選考T.T.をぎりぎりで通過したこともあって、なんとか合宿中に艇速をあげることに必死になっていました。大林ヘッドコーチのローイングのイメージを最大限引き出せたとはとても言えませんが、これまで受けてきたアントニーコーチの指導と結び付けて、水上で試行錯誤して、自分の中でごちゃごちゃしていたものが整理されたことは大きな収穫でした。次のステージにも進むことができたので、これからもぐいぐい艇速を上げたいところです。
他の団体との交流、これもまた自分の中で財産となりました。ほかの大学はもちろん、社会人の方々ともお話をすることができ、僕個人として、東大がチームとしてまだまだ伸びる!と気づかされる形で思えることがいくつかあったことは貴重な経験でした。ジャパンのT.T.で競う人が前日食堂で隣だった人で、それだけで興奮する、という単純な理由もあるかもしれません。
楽しかったと同時に刺激的な毎日で、最初から最後まで緊張しっぱなしでした。
つながりといえば、先日浅野艇庫で淡青会報を読んでいたらマスターズの方々が練習から帰ってきて、少しお話を伺うことができました。就活の関係で父とほぼ同年代のOBとお話しする機会もいただけました。引退されて間もない先輩は声をかけてくださってご飯に連れて行ってくれます。あのレースは印象的だった、とかあの練習はしんどかった、とか。さまざまな話をしてくださる中で、ここはわかんないな、とか、それは今でも一緒だ、とか、自分の中で発見できることが多く、つい興味津々となって聞き入ってしまいます。東大漕艇部という長い歴史をもったチームで活動していて、時代や環境は多かれ少なかれ違うなかで、それでも自分と同じようなことを考えて漕いでいたのかな、と思うと不思議な気持ちになります。
自分が部活動をするうえで、何が正しいのかはまだ分かりません。誰に聞けば答えを教えてくれるのかもわかりません。ただ、ボートが速くなったときはうれしいし、速くしたくなります。この気持ちを大切にしたいと強く思えるきっかけをここ数ヶ月で得ました。
そのボートをさらに速くするのは自分だし、速くないことに言い訳はできない。
冬場はまだ折り返し地点でもないですが、もっともっと艇速を出すには立ち止っていられない!ということで新年明けましておめでとうエルゴで記録出すためにも、明日もサイクリングでもしてストレッチですね。
改めて2013年、一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
主将 左合