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勝つ

お久し振りです。2年coxの関谷Jr.です。
自分は今、新人期の9月初めから東商戦の4月末迄ずっと乗ってきた同期のエイト(関係ないですが「同期の桜」は良い曲ですよね)を降り、主に京大戦エイトに乗れなかった漕手のスカル乗艇のコーチングをしています。(今週末から、黄金世代のOBの方々の京大戦エイトのcoxを務めさせていただきます。楽しみです!)当面の自分の仕事は、スカラーの彼らをエイトでも使い物になる漕手へと改造してやることです。相当の意気込みをもって指導にあたっていますし、漕手の方もそれに応えてくれているので、非常にやりがいを感じています。
正直、8ヶ月もの間、あまり代わり映えのしない8人を相手にしていて、coxとして少なからず行き詰まりを感じていた所でした。ジュニアエイトを離れて2、3週間になりますが、ようやくcoxとして成長する時間を与えてもらったという感じです。ボート競技への視野を広げて、のびのびと様々な事を吸収している真っ最中です。「嗚呼、ポンドの景色は斯くも豊かであつたか、余は又其の事に何と盲目であつた事だらう!」とでも叫びたくなります…というのは一寸大げさかな?いや、わかりませんね。
吸収するというのは、ただ丸呑みにするに非ず、よく咀嚼して、己が骨肉と為すという事です。最近、以前と比べて、自分から何かを求めて動き、またそれを契機に考えるようになりました。自分の場合、考える内容は、畢竟、自分がこの部でどうしたいのかといった類いです。いや、寧ろ、その答えを求めて、色々動くようになったのかも知れません。
ではどうしたいのかと言えば、単刀直入に表現すれば、

勝ちたい

のです。単なる欲求ではありません。それは使命でもあり、義務ですらあるかも知れません。またそれは、自分だけでなく、この部のメンバー全員の内にあって然るべきものです。
それなのに、入部してこの方、そのような激情が発露するのを、そういえばあまり見たことがありません。自分が気付いていないだけ…ではないと思います。

あなたは今、心から「勝ちたい」と思っていますか?その思いを日々新たにしていますか?何千回跳ね返されても再び立ち向かう気概を持っていますか?

自分が最近聴いている、アメリカの大学生クルーのcoxのコールの中に、
“All race to win!”
というフレーズがありました。この文句の内の”race”を”practise”に置き換えると、自分が言いたいことになります。そうです、面倒なことも、辛いことも、苦しいことも、全ては

勝つために

やっているのです。
だから我慢しろ、といいたいのではなくて、日頃から常に、

勝つためには?

と問い、模索し、努力していきたいと思います。

以上、勝つことしか頭にないcoxが長々と書かせていただきました。読んでいただきありがとうございました!

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