こんばんは、主将の佐藤です。
昨日と今日の2日間で東日本選手権が行われ、東大はこの3週間ほど練習してきたクルーで挑みました。
期待していたようなメダルラッシュにはなりませんでしたが、何度もレースをする中でキラリと光るものを見せてくれたクルーがいくつかあったように思います。
ぼくが出漕したエイトは一発決勝、かと思いきやHeat1とHeat2という二度のレースをしてその合計タイムを競うというおいしいシステムになりました。
二度もレースをさせてもらえて、東京都ボート協会や学連のみなさんには感謝の限りです。
レース経験に飢えているぼくらにとっては本当にありがたいです。
結果から言うと、一度目のレースでぼくらは中央大学に敗れたのですが、その中央大学がダブルエントリーの都合で二度目のレースを棄権したため、不戦勝めいた優勝となりました。
かなりすっきりしない形ではありますが、それでも金メダルをつかむ嬉しさは自信につながります。
ぼくら対校エイトは先週までペアでの練習を多く行い、艇をしっかり進める力強さと繊細な感覚を磨いてきました。
その成果は確実に感じていますが、それでも目標としている漕ぎにはまだ至らない点が多いことを痛感します。
ただ、もう少しで一段階上に行けるという予感はあります。
「リラックスしてオールの動きを邪魔せずブレードを一枚決め、進め出しからフィニッシュまで体重を乗せ続ける」
うちのクルーが理想として追求する漕ぎをぼくの言葉で語るとこのような感じですが、個人的には一ヶ月前のスランプ期とは比べ物にならないくらいイメージが明確になってきました。
クルーの足を引っ張っていたぼくがこう言うのだから三四郎の覚醒は近い!
たゆまぬ努力を続けていきます。
今後はまた半数のクルーを組み替えてインカレに臨みます。
各クルーの紹介はまた順次メンバーから行われますのでお楽しみに!
それでは。