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アウト・オブ・デプスということ。

こんばんは、2年漕手の佐藤いつほです。
久しぶりに全体ブログに書きます。
女子は今クォドを組んでいます。久しぶりの大艇で楽しくもあり、苦戦してもいます。
しかし久保杯で男子エイトに乗り大きく成長した、コックス岡部がとても頼もしいです。
1日も早く4人でそろった迫力のあるドライブを出せるように練習していきたいです。

題にしたアウト・オブ・デプスというのは、最近読んだ茂木さん(脳科学者の)の本に出てきました。
茂木さんの解釈によればout of depthという表現は、
「自分が今直面していることが、明らかに手に負えない。経験が足りない。実力を超えている」などの状況のこと。
そして、
「自分の力が及ばない。明らかに相手の方が格上である。そのような時でも、何の衒いもなく向かっていく人の姿を、私は美しいと思う。」
さらに「アウトオブデプスであることに日本人は耐えられなくなってしまったのだろうか。(その後、昔、幕末や敗戦期の日本人はそうではなかったということを綴っています)」

東大生が、4年間で、ボートで日本一を目指す。
そのことはまさにアウトオブデプスな状況の克服。
「確実に勝てる」状況などめったにないけれど、常にアウトオブデプスに必死で挑戦してやっと勝利をもぎ取る。
だからこそ得られるものがある。そういうチームなのではないかと思います。
新勧期にOBの方々が熱意を持ってボート部の良さを語ってくださることは、こういうところにつながっているのかとも思います。

Out of depthであることに耐えられるか、それに挑戦し続けられるか。
気づかされるものがありました。
色紙に書いた私の今年の目標は別の言葉だったのですが、なかなかしっくりこない気もしていたので、
思いきって変えようかな。Out of depthへの挑戦。
決してK君とかぶったから変えるわけではありません。

では、明日も頑張ります!

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