乾です。
インカレクルーでの練習が始まっている。僕が見る限り、総じていい練習ができている。今朝はABの奥さんLizzyが来ていたけれど、「去年よりみんな上手いね!いいコーチがいるからだね(笑)」と笑顔のコメント。僕は去年のクルーをあまり見ていないけれど、少なくとも自分の代(2年前)より圧倒的に水平で長いドライブが出来ている。本当かよ、と思う人もいるかもしれない。百聞は一見に如かず。過去の記事に貼ってあるYouTubeの動画を見てください。
課題はキャッチ。特に対校エイトはクイックで正確なキャッチのところに苦しみつつ取り組んでいる。結局毎年同じだね。どこまで徹底的にできるかが結果を決める。
徹底的にやる
自主トレなんかのプラスアルファの行動へのハードルの高さは、ひとやチームによってそれぞれだ。そのハードルの高さが個人、チームの成長速度を規定する。そのハードルが高い人や組織では、一緒にやって行動を促して、ハードルを下げ、ハードルを越えるのを手伝ってあげられる人が一番必要だ。一度そのサイクルが回り出すと、「自分で考え、行動し、結果を出せる」人間となる。
自画自賛になってしまうけれど、スタート時点では一人ひとりの能力が必ずしも高くなかった一昨年の代は、そのサイクルを率先して回し、背中で手本を見せる主将の嶋と、選手に行動を促すコックス陣が、上記のファシリテーターの役割を良く果たしていたと思う。
今の自分はファシリテーターになれているだろうか、と考えると、、、もっと精進せねば。
結局努力の総量が結果を左右する。しかも個人で取り組んだ分が最も成長に寄与する。ボートでも勉強でもなんでも、これは真実だと僕は確信している。だから、学生コーチはそこを手伝えなかったらいる意味ないよな、と反省しつつ思う。
選手へ
体幹補強もバック台でのエントリー特訓も、一日10分でできる。10分を捻出できないほど忙しい人は多分いない。やるかやらないか、決めるのは自分だ。徹底的にやろう。やればできるようになる。