本日の午後から、全日本選手権大会に向けてのトレーニングが再開しました。チラッと見ましたが、一橋大学もトレーニングを再開していたようです。
今日の午後は、レースに向けての準備やテーパーリングの関係で長らくやっていなかったウエイトトレーニングだったこともあり、フライ明けではあるもののややしんどそうにトレーニングをしている選手の姿が印象的でした。
その後は、クルーごとにリギング。結構学年がミックスしているので、下級生は上級生から色々なものを積極的に吸収してもらえればよいかと思います。
Boat+Skype+Hands-free
インカレに至るまでにも、いかにしてCOXを育成していくかということについて考えてきました。基本的にCOXのスキルとしては「ラダー」、「コーチング」、「コール」が挙げられると思いますが、やはりどれをとっても未熟なのが目につきます(もちろん私自身も大したものでは無かったですが)。
そしてインカレナイトの際に、数人の方と「COXの教育」についてのお話をさせていただきましたが、そこで聞いた話などもミックスして考えた結果がSkypeでした。
Skypeによって、COXのコールをリアルタイムで聞いてFBしたり、外から見て自分の気になったポイントをリアルタイムでCOXに伝えて現象に対する理解を深めてもらうのが主な用途ですかね。
当初は、ソフトバンク同士の通話が無料ということなので、ソフトバンクの電話回線を使って、トレーニング中のCOXとコーチだけの間でのコミュニケーションをはかろうと考えていたのですが、私(au)にしても石神(docomo)にしてもソフトバンクユーザーではなく、また他人の携帯を使うのも気がひけたので結局Skypeという方法に落ち着きました。
トランシーバーというもの実は考慮に入れてましたが、貧乏性なのと、よく分からなかったのと、電波の距離に関しても不安が残ったのでこちらは今回の使用は断念しました。
もっとも、石神君の携帯電話がスマートフォンなのに対して私のものはガラケーなので、最終的にはiPodTouch+pocketWi-Fi(両方とも私の個人所有物)という変則Skypeにはなりましたが。まぁ、家電量販店の人に聞いたところによれば、PocketWi-Fiはフル充電から4時間はネットに接続した状態を保てるということなので、問題はなさそうです。しかも、通信過多の場合にかかる速度規制も21時から26時までということなのでこちらに関しても全く問題なし。
最大の問題は、私がiPodTouchに対応しているマイク付きのイヤホンを持っていない事ですが、それももうすぐ私のもとに届く予定です。
現段階では実行にあたって、イヤホンが無いのですが、どうしても試してみたかったので、iPhoneユーザーの石橋(咲)にイヤホンを借りて、ポンド脇でどれくらいノイズが入るのか、安定したコミュニケーションが行えるのか、ラグはどれくらいなのかの実験を行いました。
Skypeのラグはだいたい2秒くらい(多少の誤差あり)で、ポンド脇を自転車で走りながらSkypeしてましたが、いきなりネットワークが繋がらなくなって通話が終了することはなし。自分の走行中の風切音は皆無でしたが、マイクの集音性が高いのか他の色んな音も拾ってしまうようでした。
まぁ、最後の問題は、私の喋り方と受信側の音量を調整することで解決できそうです。あとに残った問題は、艇上での不慮のアクシデントによるスマートフォンの紛失と雨を含めた耐水性ですが、こちらの方は、石神君になんとか解決してもらう予定です。
Jr.コーチに就任して10カ月あまり行ってきた私のコーチとしてのCOX教育もこれで佳境を迎えます。最後になんとか形にして次の世代に繋げれたら良いかと思っている次第です。
今日の記事はトレーニング関係よりも、2つ目のトピックでかなりの分量を書いてしまいましたが、まぁ良いでしょう。さしあたって明日の雨が気がかりです。
気がつけば、8月ももう終わりが間近。残り少ない日々を精一杯活動していきたいと思います。それでは今日はこの辺で。