冬場が幾分過ぎたが、ここまでの成果を、先週のHoAの結果を踏まえて考えてみる(主に新2年生)。フォアに関してはFB済みなので。
今年の新2年生は新人選では一橋にタイムで勝っていた。しかも結構なタイムで。もちろんクルーのメンバーが今とは違うと言ってしまえばそれまでかもしれないが、総合的に考えても新人選の時はうちに分があったように思う。
それが、先週のHoAでは見事にひっくり返る。タイムにして40~60秒程。これは大きい。大井の時も負けたという話だったので調べてみたが、これもなかなかのタイムで大敗しているようだ。ちなみに新4年生の代では1年時の新人選では一橋と東大はほぼ同じタイム。
今の新3年生の代に関しては、彼らはHoAには出ていないが、タイム的には新4年生の代が1年生の時と同じくらいだろうか。この時、一橋の1年生8+は新人選には出場していない。ただ、HoAのタイムは割と遅い。
客観的な数字で纏めてみる。(T)=東大,(H)=一橋
H21(新4年生が1年生)
新人選: 07:11.16(H),07:12.87(T) (+1″)
HoA(標準+90″): 22’19″80(HA),22’48″73(HB),23’59″24(TA),24’16″47(TB) (+90″)
H22(新3年生が1年生)
新人選: 07:13.92(T) (比較不可能)
HoA(標準-80″): 20’49″18(H) (比較不可能)
H23(今年)
新人選: 06:43.99(T),07:03.63(H) (-20″)
HoA(標準+30″): 21’36″(H),21’54(H),22’18(T) (+40″)
新3年生の代は別にしても、他の2つの年度では、新人選の頃に比べての成長度という点では、東大が少し劣っているように見えなくもない。駒祭の直後だからなのかもしれないが・・・。
そして、今年に関しては少し、思い当たる節がないこともない。今の練習体制である程度すごしてきて、なんとなく感じているのは、大艇での練習にムラが多すぎる。特に8+。バランスがとれなかったり、基本的なことがどんどん出来なくなっている気がする。
私自身4+に乗っていてCOXのパフォーマンス(フォーカスの設定やFB内容)に対して少し無頓着だったこともあったが、大艇にストレスなく順応するために練習で心がけることに対するCOX(もちろん選手も)の認識が少し足りなかったのではないかと思う。
クルー作りには皆が同じコンセプトの基に漕ぐことが大切。そしてそれが練習で心がけるべきことだ。ABがフィニッシュ周りでいつも言っていることがあると思う。ここの意識をうまく統率できなかったのが、今回の大艇バタバタ事件の主な原因のように私は感じる。
新4年生は、下級生よりも数週間ABのもとで長く漕いでいることもあり、理解度が(完全ではないが)比較的高かった。一方、下級生のCOXは途中から入ってきたために、認識が噛み合わずに、クルー作りでもなんとなくABの思想と少しズレたことを言っていたような感じは否めなかった(あくまでも自分の見た範囲でのみですが)。もっと早く修正をかけていれば・・・。と、少しだけ後悔。
が、まぁでもABの思想を身を持って理解するためにも、新2年生にとっては急造クルーでのレースは良い経験になると思います。そして、ABがいつも言っているフィニッシュ周りの重要ポイントを小艇できちんとマスターして、ちゃんと大艇で練習できるようになって、今年の練習を終わりにできたらいいと思う。それが私の当面の目標です。でもドライブの強さは絶対忘れないで。
とりあえず明日以降、積極的に「フィニッシュ周りのポイントは?」と選手に聞いていくので覚悟しておいて。ポイントは3つか4つくらい?ちなみにテクMTGでも言ってたし、普段からも耳タコレベルで言ってるし。それができれば、基本的な大艇練習は全く苦じゃないはず。大艇ならポッと乗ってすぐにバランスだって取れる。正直、8+、4+なら擦るのはおかしい。
今までの1年生のHoAの結果だけでなく、冬場全体を振り返っても、やはりここまで上でツラツラと書いてきたような感覚が今まで徹底出来なかったからなのかなぁという感じは否めない。昨年のインカレナイトでW大のCOXの人に東大は冬場が明けても漕ぎがバラバラだよねと言われた訳が今になってよくわかった気がする。
とにかく、いちはやくこの基本的な感覚をチーム全体に根付かせて、さらに先に進んでいきたいと強く思った今日でした。
正直、今思いつくのはそれくらいですが、でもおそらく、今回の差はそれだけではないのでしょう。そこから先はみんなで考えてほしいです。
今日はモーターに乗る。
今日から、また新2年生が小艇練習を行う関係で、2組制での練習が再開。私は朝、石神に上にツラツラと書いた内容を軽く伝えて、最初の組のモーターに乗った。同乗したCOXが片山と永友だったのでやや仕切りに不安があったが、それほど大きな混乱もなく練習を仕切ってくれていた。
しかし、最初の組は暗くて前半は全く漕ぎが見えなかった。なのでなんとか後半に集中して見ることにした。ダブルは、2人の動きが合っていなくて、バランス自体もそんなに良くないクルーが多かった。乗艇後のMTGでは合わせどころ、リズム作りをジェスチャーを交えて、各クルーに説明した。
ただ、あまりこちらから言い過ぎると選手の自主性を損なって良くないので、自分からの情報発信は最小限に抑えて、明日からは選手の方からどんどん引きだすやり方で、気付きとともに、理解を深めていってもらえば良いと思う。
ただ、残念ながら、上級生のスカルはあまり見ていなかった。でも、ABはチラッと見ただけでのはずなのに練習後にアドバイスを求めてきた選手にきちんとアドバイスをしている。個人的にこれはすごいといつも感じる。特にメモを取っているわけでもなく、じっくり見ているわけでもないのに、全員のその日の漕ぎが頭の中に入っているようだ。もう少し私も記憶力が良くなりたいものだ。
ちなみに、後半組では、松前と工藤の2Xが越村に勝ったという話だったので、良かった。なんとか2Xの面目は保てそうだ。
学生インタビューVol.4 要田 (2010.11.29)
今日は、新2年生の要田にインタビューすることにした。要田はインタビュー初の新2年生。開成出身で、何気に体はガッチリ。ただ体がちょっと硬くて、今はまだ小さい芽ですが、必ずやでっかい花を咲かせてくれるであろう隠れ有望株と私は睨んでます。
はにかんだ笑顔も眩しいです。