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technique meeting&HoA

technique meeting

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今日は、HoAがあり早朝が技術重視の乗艇と言うことで、2時間ほどABから漕技に関するLectureがありました。ABの基本的なRowingのコンセプトから始まり、以降7つのセッションで話が進んで行きました。前にも書いたかもしれませんが、ABのRowingのコンセプトは非常にオーソドックスなもので、Lectureの内容もABが日常的に言っていることだったので、聞いていて理解はしやすかったですし、自分の知識の整理にもなりました。自分の中で着実にAB流のボートにおける視点が根付いてきている気がします。

Lectureの中で、イギリスの女性のスカラーの写真がたびたび出てきたんですが、その中の2つ、フォワード中の写真とドライブ中の写真(どちらもシートスライドが半分の状態)で、クラッチから先のブレードが水に入っているか出ているか以外、スカラーの姿勢がまったく同じだったのに気付いたときには結構衝撃的でした。こういうことが出来てるひとは今のうちのチームにはいないですね。

その他、ABの使う言葉にたくさん触れられたことや、選手への実演でのコーチングなど、選手へのコーチングという点でも参考になることは多かったです。

これから、選手に定期的に問いかけて、理解度のチェックとオートクラインに努めたいと思います。

EM乗艇

その後の乗艇練習は、序盤かなりバランスも取れて、スムーズに艇が進む感覚が出せたのですが、途中から急に選手の動きがズレてしまい、うまく立て直せなかった。パドルアップなどを織り交ぜるものの、気持ち悪さはぬぐえなかった。なまじ途中まできちんと出来ていたがために、自分自身、気持ちの余裕もなくなってしまい、課題の残る乗艇にしてしまった。反省。

乗艇後は、もっとリラックスが必要だという話になったけど、あの状態でリラックスと言っても、おそらく艇はどんどん動かなくなっていくばかりだと思うので、疲れてもしっかりとリラックスして艇を動かせるようになるのが先決だと思う。とはいえ、自分の経験上、練習後にもっとリラックスすればよかったねというFBが出ることが多いので、そこはもう少し改善していこうと思う。

[レース結果]HoA

午後はレース。久々のレースということで、クルーのみんなも予想以上に気合が入っているようだった。4+は実質、東大クルーの争い(他の大学は1年生中心なので)でした。ウォームアップでの艇の動きはまずまず。早朝後チラッとビデオを見た時にフィニッシュ周りでハンドルは動き続けてはいるものの、上体の返しとハンズアウェーが適切に分離できていなかったために、上手く全員で同時にストレッチャーに乗り込む感覚が出せていなかったようだったので、きちんとハンズアウェー→ボディの順番を意識させるコールを入れるとバランスが良くなったのは良かった。

そしていよいよレースになったわけですが、今日は生憎の逆風、流れは順流。もともとレートがしっかり上がるクルーでなかったということもあり、最初30までしか上がらず、緑橋を通過したあたりで、すぐにレートが2枚伸びてしまった。その後、笹目橋の手前で逆風が強くなったところでドライブが一気に落ちて、レートもさらに2枚伸びた。その後は少し動きがバラっとしてちょこちょこバランスを崩すことも多かった。最後のスパートも上がりきらず、レート30でゴール。タイムは22’45″。むぅ。個人的にはなかなか悔やまれる結果だ。三木の漕ぎに後ろがついてこれていないが気になった。

もう一杯の東大クルーは序盤からずっとレート30以上で漕ぎきったようで、タイムは22’14″。”Head”の称号は柏葉クルーのものとなった(#C大井、#S越村、#3鳴海、#2平野、#B玉置)。自分たちの漕ぎ自体はよくなっていたが、正直、レートの差が大きかった。そしてMTGではこのクルーに関して自分の常々言いたかったことをABが上手くいってくれたので非常に良かった。逆風の中でのレース展開にはもっと工夫が必要だし、それ以前に基本的な部分での改革が必要だ。ただ、ABの言ったことを、選手はどう感じているのか、理解しているのかをその場で聞きそびれたのは残念だった。

他のクルーに関しては、8+はBクルーが全体で1位。また1年生の乗るCクルーは一橋大学の2クルーに敗れてしまった。最初のレートが22じゃ、なんともなりませんね。石神さん。
女子の4X+はエントリーが一杯のみなので1位。
1Xの伊藤さんは明治安田の光岡さんに17秒、同浜田さんに3秒の差で3位になった。ただ去年の光岡さんとの差が20秒だったのが縮まってはいるので、差は縮まっているということだと思います。

応援して下さった方々、ありがとうございました。

タイムということに関しては、
H19年度 M8+ 19’42″(明治)、M4+ 22’07″(一橋A)、M1X 23’18″(明生、光岡)

H20年度 M8+ 19’45″(日体)、M4+ 21’04″(法政A)、M1X 23’35″(明生、湊)、W1X 25’32″(明生、藤阪)

H21年度 M8+ 21’03″(日体)、M4+ 23’17″(法政A)、M1X 25’00″(明生、久保)

H22年度 M8+ 17’45″(明治)、M4+ 20’52″(東大A)、M1X 22’10″(明生、光岡)、W1X 23’51″(明生、福本)

H23年度 M8+ 20’21″(東大)、M4+ 22’14″(東大B)、M1X 24’03″(明生、光岡)、W1X 25’46″(明生、福本)

光岡さんのタイムから察するに今年は少し遅めのコンディションだったよう。19年度と20年度がタイム的に比較的に安定しているので、スカルのタイムからざっくりに換算するに、今年のは20″~50″ほど遅く出るという感じかな。
ちなみにおそらく過去最速の20年度の東大クルーのタイムは22’00″81。スカルのタイムからざっくり考えると、Bクルーの方がそれよりも速いということになるのだろうか。大体、Aクルーが同じくらい?ただ、20年度の法政Aクルーの方が速いのかな。まぁ、なにを言っても分からないですが、確実にいい方向に向かっていることは確か。でも今度目指すところはまだまだ高いよね。

組イベント

今日は、先日作った縦割りの組のうちいくつかが、全員でご飯を食べに行っていました。私は三木組ですが、来週組でイベントを行う予定です。

しかし、組員の一人、新2年の加藤が、なにもしないのもさみしいということだったので、3人でラーメンを食べに行きました。「秘伝」というお店です。
20101127191215.JPG

噂にきく、野菜大盛りはこんな感じです。秘伝なのにごめんなさい。ただ、野菜普通はほんとに普通です。私の代わりに三木君に食べてもらうことになったのですが、あまりにも辛そうだったので、責任を感じて途中で少しHELPに入りました。お値段は850円です。ちなみに、食べていたらK倉さんが入ってきてすこしびっくりしました。

なにはともあれ、後輩の加藤ともコミュニケーションがとれてよかったです。

あと、もやしは95%は水分で、栄養が全くないという噂もありますが、調べてみたら、実はそういうわけでもないので良かったです。
植物繊維に加えて、カルシウム、カリウム、鉄などのミネラル類も含まれているようです。また風邪予防に効果的なビタミンCも含まれていることは確かなんですが、水溶性なので、スープの方に溶け込んでしまってうまく摂取できてないかもしれませんね。

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「technique meeting&HoA」への12件のフィードバック

  1. いつも丁寧な記事で楽しく拝見しています。質問です。ときどき「組」というのが出てきます。何らかのグルーピングをしているのだと思いますが、組編成のやり方と狙いについて教えてください。

  2. いつも丁寧な記事で楽しく拝見しています。質問です。ときどき「組」というのが出てきます。何らかのグルーピングをしているのだと思いますが、組編成のやり方と狙いについて教えてください。

  3. いつも丁寧な記事で楽しく拝見しています。質問です。ときどき「組」というのが出てきます。何らかのグルーピングをしているのだと思いますが、組編成のやり方と狙いについて教えてください。

  4. シドニーさん、コメントありがとうございます。
    組というのは、今年の最上級生がチーム内での縦の繋がりを強めるためにくじ引きでランダムに作った、グループです。最上級生が組長になってイベントや食事会などを企画します。
    今年は、石橋(咲)、植井、大井、越村、鳴海、平野、三木、和田を組長に8つの組を作ったようです。

  5. シドニーさん、コメントありがとうございます。
    組というのは、今年の最上級生がチーム内での縦の繋がりを強めるためにくじ引きでランダムに作った、グループです。最上級生が組長になってイベントや食事会などを企画します。
    今年は、石橋(咲)、植井、大井、越村、鳴海、平野、三木、和田を組長に8つの組を作ったようです。

  6. シドニーさん、コメントありがとうございます。
    組というのは、今年の最上級生がチーム内での縦の繋がりを強めるためにくじ引きでランダムに作った、グループです。最上級生が組長になってイベントや食事会などを企画します。
    今年は、石橋(咲)、植井、大井、越村、鳴海、平野、三木、和田を組長に8つの組を作ったようです。

  7. HoAのチームボート一般の部は、東大が3種目で優勝。おめでとう。
    ところでM8+の結果を見ると、3位の東大Aクルーは赤ブイを逆走して30秒のペナルティーを科されている。聞いたところによると、彩湖水門前の赤ブイ?を逆走したとの事ですが、荒川で乗艇する事の多い東大がルールを破って逆走、しかも舵手付き艇という事で、大会主催者・東大OBとして、非常に残念な感じがします。
    この点に関して、何が原因でこういうことになったのか、コーチは良く調査し、再発防止に全力を尽くして欲しいと思います。
    思うに、当該コックスは普段からその当該地点で逆走する事が慣例化しているのでは?

  8. HoAのチームボート一般の部は、東大が3種目で優勝。おめでとう。
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    この点に関して、何が原因でこういうことになったのか、コーチは良く調査し、再発防止に全力を尽くして欲しいと思います。
    思うに、当該コックスは普段からその当該地点で逆走する事が慣例化しているのでは?

  9. HoAのチームボート一般の部は、東大が3種目で優勝。おめでとう。
    ところでM8+の結果を見ると、3位の東大Aクルーは赤ブイを逆走して30秒のペナルティーを科されている。聞いたところによると、彩湖水門前の赤ブイ?を逆走したとの事ですが、荒川で乗艇する事の多い東大がルールを破って逆走、しかも舵手付き艇という事で、大会主催者・東大OBとして、非常に残念な感じがします。
    この点に関して、何が原因でこういうことになったのか、コーチは良く調査し、再発防止に全力を尽くして欲しいと思います。
    思うに、当該コックスは普段からその当該地点で逆走する事が慣例化しているのでは?

  10. oyajiさん、コメントありがとうございます。
    ご指摘の航路に関してですが、彩湖水門の前は陸から垂れる釣り糸やモーターボートが障害物としてあり、また岸がS字のカーブになっているために曲がった後に埼玉側に大きく航路が膨れるのを当該COXが嫌っていたのではないかと思います。
    今後は、もう少し岸に沿わせた航路を取らせるように努めたいと思います。

  11. oyajiさん、コメントありがとうございます。
    ご指摘の航路に関してですが、彩湖水門の前は陸から垂れる釣り糸やモーターボートが障害物としてあり、また岸がS字のカーブになっているために曲がった後に埼玉側に大きく航路が膨れるのを当該COXが嫌っていたのではないかと思います。
    今後は、もう少し岸に沿わせた航路を取らせるように努めたいと思います。

  12. oyajiさん、コメントありがとうございます。
    ご指摘の航路に関してですが、彩湖水門の前は陸から垂れる釣り糸やモーターボートが障害物としてあり、また岸がS字のカーブになっているために曲がった後に埼玉側に大きく航路が膨れるのを当該COXが嫌っていたのではないかと思います。
    今後は、もう少し岸に沿わせた航路を取らせるように努めたいと思います。

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