コンテンツへスキップ

今日の出来事

新人Ergo2000mトライアル

今日は、午前中に1年生がエルゴトライアルを行った。
20100920173421.JPG
今年度からは新HCであるA.B氏の意向によりエルゴは全てスライディング方式で行うようだ。スライディングで行う事で、通常のエルゴに比べてフォワード中に自分で前に出る必要が無くなるので艇上での動きにより近づくだけでなく、フォワードでの不要な体力消費を抑えることができる。
今回は1年生全12人が測定し、前回の8月7日のトライアルでの記録を全員が更新した。前回から記録を10秒以上伸ばしたものが続出し、松前が新たに7分を切って、合計3人が7分を切る結果となった。すばらしいことだ。

1年生のエルゴでの漕ぎを見て思ったのは、基本的にみんな良く漕いでいるということだ。もちろんまだまだ荒削りなところもあるが、一人ひとりがきちんと光るものを持っていて大きく化ける可能線を存分に感じさせてくれた。冬場を通じての更なる記録更新が期待できると思う。

エルゴの2000mトライアルは、正直言って辛いものだとは思う。これが大好きで毎日やりたいなんて人はまずいないだろう。学年が上がれはクルー選考の大きな要因にもなったり、精神的な負荷もどんどん大きくなってくると思う。でも、Oarsmanには常にその困難から逃げずに立ち向かっていく強い心が必要だと思う。それはエルゴだけでなく全ての局面にも通じる。レース中はいつだって苦しいものだのだ。1年生はまだ2回目のトライアル。対校選手やJr.とは異なる良い意味で素人らしいフレッシュなパワーを私は感じた。これから色んな経験を積んでいくとは思うが、今日見せてくれたような真っ直ぐで恐いもの知らずの精神で今後も臨み続けて欲しいと心から思う。これは、どんな難しい技術を習得することよりも、もしかしたら難しいことなのかもしれない。

女子マネージャー乗艇モーション

午後になって、1年生とエイトのリギングをしていたら、女子マネージャー達が揃って外に出てきた。その後なにやら楽しそうにミーティングをしているのを見て、乗艇するということが分かった。これはそのときの写真。
20100920173407.JPG
2年生の齋藤や3年生の後藤と何度か話をしてみて、彼女たちのボートについてもっと知りたいという情熱に少し驚かされたことがあった。ただ、彼女たちは毎日入れ替わりで私達の食べる美味しいご飯を作るために艇庫に来ているのに、今まで実際にボートに乗る機会はほとんどなかったということを少し考えれば当たり前なのかもしれないが。

以前、私はマネージャーは選手が勝つことでしか報われないと書いたことがある。もちろんそれは真理だと思う。しかし、勝つということ意外にも、私たち選手の日々の気持ちを伝える方法もあるのではないだろうか。勝つこと意外にも大切なことがあるのではないだろうか。
今日のマネージャーと選手合同での乗艇もその一つの形だと思う。少し前にブログで読んだが一橋大学のマネージャーは全日本後に選手とエイトに乗って引退する習慣があるとか。マネージャーと選手がボートの上で同じ時間を共有すること、一緒にボートを心から楽しむこと、そういうことも同じチームとして、とても大切なことなのかもしれない。

そういう意味で今日の乗艇はとても大きなイベントだったと思う。今日の出来事がきっかけとなって、今後もこういうイベントがどんどん増えればとても楽しいと心から思うし、それが、チームのエネルギーにもなっていくと信じている。
20100920173355.JPG

なお詳細は女子ブログ、マネブログにも書かれていると思うので、そちらも併せてよろしくお願いします。

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP