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艇を滑らせる

今日も今日とて引用の嵐。私用にて多忙につき。

シブケンのやりたい放題_1/25より

フィニッシュして、エントリーまでの間、艇は減速をし続けます。この間、漕手は艇の進行方向に対しての仕事は何もできません。ただただ、艇にネガティブなプレッシャーを加えないように、静かに動き続けることしかできません。静かに一定の速度で艇に対して体重移動をしなくてはなりません。

体重移動の際の加減速は、艇の減速をさらに高めます。その意味では、ハンズ・アウェイも、スライドに合わせた速度で行った方がいいように思えます。しかし、ハンズ・アウェイで移動する物体の質量は非常に小さく、そして移動距離も短いこと、フィニッシュでの減速を防ぐことを考えると、素早くやらなければむしろ、減速要因を作り出す可能性があります。しかも、外から見てかなり速いハンズ・アウェイも、実際に計測してみると、スライドの移動に対して同等もしくは遅いものです。そして、一流と言われる選手のリカバリー中のオールの動きは比較的一定です。

難しいのは、ハンズ・アウェイからスライドへ移る局面でしょう。この局面で加減速を生みだしてはいけません。しかし、どの速度が最適かは、個人個人の腕、上体、脚の質量によるので一概には言えません。素早くハンズ・アウェイをし、どの速度で、ハンズ・アウェイから繋げるのが、最適なのかを、個人個人が観察しなくてはなりません。

その部分での減速を生みださなければ、自ずと、エントリーはシンプルなものになるでしょう。シンプルなエントリーは減速を最低限に抑え、また、加速期を長くすることでしょう。

オーケー。理解出来る。後は表現するだけだ。

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「艇を滑らせる」への4件のフィードバック

  1. W4X を女子対校種目とした平成19年度のHCとして経緯を説明します。
    この年一ツ橋側からW4Xを対校種目にしたいとの提案があり、私としては、「今年双方がW4Xを組めるから対校種目にしようというのには反対である。両大学が、これから継続的にW4Xを組めるように、(未来永劫とは言わないまでも)少なくとも数年間は組めるように、する責任を持つなら賛成である。」との意見でした。東商戦準備委員会で話し合った結果、それぞれの大学が、W4Xが組めるように責任を持つということで、対校種目となりました。
    東大も毎年W4Xが組めるよう新人勧誘の努力を続けてください。

    JRについては、一ツ橋に8+を組めるだけの人数がいるのですから2年生だけで組むべきです。

  2. W4X を女子対校種目とした平成19年度のHCとして経緯を説明します。
    この年一ツ橋側からW4Xを対校種目にしたいとの提案があり、私としては、「今年双方がW4Xを組めるから対校種目にしようというのには反対である。両大学が、これから継続的にW4Xを組めるように、(未来永劫とは言わないまでも)少なくとも数年間は組めるように、する責任を持つなら賛成である。」との意見でした。東商戦準備委員会で話し合った結果、それぞれの大学が、W4Xが組めるように責任を持つということで、対校種目となりました。
    東大も毎年W4Xが組めるよう新人勧誘の努力を続けてください。

    JRについては、一ツ橋に8+を組めるだけの人数がいるのですから2年生だけで組むべきです。

  3. そういう経緯があったということは小耳に挟んでおりました。W4X+が対校種目というのはもう決まったことですので、新人勧誘の努力をしていきます。

    Jr.種目については福田HCと一橋次第です。須藤さんのご意向には添えないかもしれませんが、調整を続けていきます。

  4. そういう経緯があったということは小耳に挟んでおりました。W4X+が対校種目というのはもう決まったことですので、新人勧誘の努力をしていきます。

    Jr.種目については福田HCと一橋次第です。須藤さんのご意向には添えないかもしれませんが、調整を続けていきます。

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艇を滑らせる

今日も今日とて引用の嵐。私用にて多忙につき。

シブケンのやりたい放題_1/25より

フィニッシュして、エントリーまでの間、艇は減速をし続けます。この間、漕手は艇の進行方向に対しての仕事は何もできません。ただただ、艇にネガティブなプレッシャーを加えないように、静かに動き続けることしかできません。静かに一定の速度で艇に対して体重移動をしなくてはなりません。

体重移動の際の加減速は、艇の減速をさらに高めます。その意味では、ハンズ・アウェイも、スライドに合わせた速度で行った方がいいように思えます。しかし、ハンズ・アウェイで移動する物体の質量は非常に小さく、そして移動距離も短いこと、フィニッシュでの減速を防ぐことを考えると、素早くやらなければむしろ、減速要因を作り出す可能性があります。しかも、外から見てかなり速いハンズ・アウェイも、実際に計測してみると、スライドの移動に対して同等もしくは遅いものです。そして、一流と言われる選手のリカバリー中のオールの動きは比較的一定です。

難しいのは、ハンズ・アウェイからスライドへ移る局面でしょう。この局面で加減速を生みだしてはいけません。しかし、どの速度が最適かは、個人個人の腕、上体、脚の質量によるので一概には言えません。素早くハンズ・アウェイをし、どの速度で、ハンズ・アウェイから繋げるのが、最適なのかを、個人個人が観察しなくてはなりません。

その部分での減速を生みださなければ、自ずと、エントリーはシンプルなものになるでしょう。シンプルなエントリーは減速を最低限に抑え、また、加速期を長くすることでしょう。

オーケー。理解出来る。後は表現するだけだ。

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「艇を滑らせる」への2件のフィードバック

  1. W4X を女子対校種目とした平成19年度のHCとして経緯を説明します。
    この年一ツ橋側からW4Xを対校種目にしたいとの提案があり、私としては、「今年双方がW4Xを組めるから対校種目にしようというのには反対である。両大学が、これから継続的にW4Xを組めるように、(未来永劫とは言わないまでも)少なくとも数年間は組めるように、する責任を持つなら賛成である。」との意見でした。東商戦準備委員会で話し合った結果、それぞれの大学が、W4Xが組めるように責任を持つということで、対校種目となりました。
    東大も毎年W4Xが組めるよう新人勧誘の努力を続けてください。

    JRについては、一ツ橋に8+を組めるだけの人数がいるのですから2年生だけで組むべきです。

  2. そういう経緯があったということは小耳に挟んでおりました。W4X+が対校種目というのはもう決まったことですので、新人勧誘の努力をしていきます。

    Jr.種目については福田HCと一橋次第です。須藤さんのご意向には添えないかもしれませんが、調整を続けていきます。

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