東商戦種目について僕個人の考えを。私的な考えであり部の総意とはまた別物。
最近平成22年度の東商戦種目決定に間接的に関わっている。平成20年度のときも対校スウィープに関わっていたけれど、両校部員数が揃っており、そもそも僕が考える余地も無く対校種目(M8+、M4+、M1X、W4X+)、Jr.8+、Op種目(M4+、M1X、W1X)と決定した。
今年問題なのは部員数。東大側は対校15名、Jr.12名。一橋側は対校22名、Jr.10名。一橋側は対校に二名二年生漕手を昇格させているので、怪我人が出るかどうかでJr.8+が組めるかの瀬戸際。対校種目は当然開催されるのだけど、問題はJr.8+。
現在一橋側からの提案は、対校選手下位を交えてでもJr.8+を存続させようというもの。東大のOBにも「Jr.8+は対校種目に次ぐ歴史のある種目。Op8+とは重みが違う」という方も多いので気持ちは分かる。だけど上級生を入れたらそれはOp8+(第二エイト)と呼ぶものになる。Jr.8+を残したいならば、”上級生を交えてもJr.8+と呼称する”という特例を作るより先に、対校に入れた二年生をJr.に戻すことではないかな。それがどうしても出来ないならOp種目で調整しましょう。簡単な話で、スポーツはルールに則って行われるものだということ。
女子対校種目についても。平成19年度からW4X+が対校種目に昇格した。その時東大に粉川という漕手がいたのが大きかったのだろう。でもこれは近視眼的な判断だったと思う。元々両校の女子部(特に東大)がコンスタントに部員を確保出来ていない。一橋にしても、昨年故障者により直前までW4X+を組めなかったようだ。その状況は平成21年度四神会常務理事会議事録に書いてある。毎年コロコロ艇種を代えるならそれは対校種目じゃない。Op種目であるべきだった。まぁ勿論W4X+で競えるぐらい両校部員が集まって欲しいんだけど。
何にしろ筋を通した上で勝負して勝った負けたがスポーツ。思考は柔軟にとは言うけれど、規則が柔軟になっちゃうのは好ましくない。