鳴海です。
応援ありがとうございました。
皆さんの声援があるからこそこの結果があります。
足りないのは地力です。
このレースから後輩は何か学んでくれたらいいかな、と思います。
これで僕の中で一つピリオドは打てました。
対校になったとき僕たちは、少なくとも僕は責任と期待の中で漕いできました。
すごく重いものでした。
常に他人から評価を下される立場というのは、自分を追い込むという点では有用ですが、日々の生活まで及んでくると不自由に感じることは少なくありませんでした。
君は対校なんだから。
この言葉は僕を何度も苦しめました。他にもこのチームにあった固定観念に僕は不満をもっていました。
もっと自由な立場で、自由なアスリートとしていられたらやれることがいっぱいあるのに。
去年度はそう悩んでいました。
今年度、コーチが来て僕の目の前に道が開けたと思っています。
始めは僕を認めてもらうために慣れない英語を使いコミュニケーションを良くとって自分の考えを伝えたり、スカルのタイムトライアルで1番であり続けるために努力をしました。オフや正月休みを返上してたくさんスカルに乗りました。
そして、あるレベルではありますが僕のイメージをコーチが理解してくれました。
全て勝つためです。
表彰台に登るために僕はがむしゃらでした。好きにやらせてくれるんだからとことんやろうと。
そして目標には届かなかったのですが僕は今こうしてメダルを片手にブログを書いているわけです。
この一年の取り組みは間違いではないと今なら思えます。
後輩に伝えたいことがあってこのブログを続けてきました。
自由ということが彼らの足枷になっているような気がするんです。もう一度自分たちを一定の枠組みの中に入れて、型にはめていく作業が必要だと思うんです。
背負うものがあれば自然と責任感を持って活動できると思います。
彼らが少しでも近道ができるように23対校はサポートして行きたいです。
最後に。
ブログを頻繁に書いて毎日コメントなどをチェックしてきました。
コメントがあるともちろん嬉しいですが、なかったとしても訪れた人数を見たりしてると嬉しいものです。
とくに先輩方にお願いしたいのですが、来年以降もこのブログを見たら気軽にコメントしてください。
それは選手にとって数少ないコミュニケーションの場であり、そこで何かに気づき何かを得て成長することがあります。
僕もOBになります。個人がほんの少し協力することが大きな助けになるはずです。引退したばかりのひよっこがいうのもなんですが、来年度以降から東京大学漕艇部及び淡青会の総力戦にしましょう。
皆さん本当にありがとうございました。