こんにちは。工学部三年漕手の田中康誠です。今回のブログはテーマ自由なので何を書こうか悩んでいたところ、同期の亀山から「恋愛観の連載しようと思っていたのに上田に裏切られた」との話を聞きました。亀山は割と書き進めていたそうなので、内容がめちゃくちゃ気になりますね。同期の恋愛観って、こんなに寝食を共にしているのに意外と知らないものなので是非とも語って頂きたいです。
さて、本日は僕の恋愛観…ではなく、我が部が2年前から取り組んでいる、メンタルトレーニング、通称「メントレ」について、概要と自分が普段考えていることをお話したいと思います。先日、2年の中森君が今月行われたメントレについて紹介してくれたので、少し流れに乗ってみようかと思います。
まずおさらいですが、本年度最初の加藤主将のブログにもあるように、令和6年度の東大漕艇部は”栄養” “メンタル” “メディカル” “生活”の「四つの軸」を中心として活動を行っています。各部員はいずれかの軸を担当するチームに所属しています。ちなみに僕はメンタルチームです。メントレとは、まさにその一つの”メンタル”を鍛えるための取り組みのうち、特に大事にしているものです。およそ月に一度、スポーツドクターである辻秀一先生を艇庫にお招きして、選手だけでなくマネ含め部員全員で取り組みます。メントレは、唯一部員全員で取り組む「練習」としての側面もあります。
そもそも、ここでいう「メンタルを鍛える」とはなんなのか、と疑問を持った方も多いと思います。僕ははじめ、試合で緊張せずパフォーマンスを発揮できるようにすること、というふうなことかなと思っていました。もちろん正解はないのですが、僕は今では「限られた時間、体力で最も目標に近づけること」がメンタルを鍛えること、と考えています。少し言い換えると、先ほど述べた試合で緊張せず~の話も含め、練習だけでなく全ての局面において目標に対して最善の行動を取る、取り続ける原動力を鍛えること、という感じでしょうか。
文面に起こすと、簡単で単純に見えますが、本当にこれが難しくてしんどいです。多分文字通り実行できたことがまだあまりないんだろうな、とこれまでの2年と少しを振り返ってみて思います。やはり人間なので(この言い訳はだいぶズルい気もしますが)、私生活で甘えてしまったり、練習に気が乗らないことも時にはあります。練習に気が乗らない状況でいくと、雨がめっちゃ強い、前日寝付けなかった、筋肉痛がひどい、インスタで楽しそうに旅行している友人のストーリーをみた、失恋した、とかでしょうか。
こういった時にどうするかがまさしくメントレで鍛えているところですね。人によって合う合わないはあると思いますが、先生から教えていただいた中で僕が好きな対処法(東大漕艇部ではライフスキルと呼びます)について二つほど紹介してこのブログを終わりにしようかと思います。
まず一つ目が、「意味付けに気づく」です。メジャーなライフスキルではないのですがかなり気に入っています。先ほど挙げたものでいくと、雨が強い時などに使えます。雨が降っていると気分が乗らない人は多いですが、「雨が降っている」ことには「気分が乗らない」という要素は全く含まれていません。また、エルゴの値に他者や過去の自分と比較し意味付けして不必要に落ち込むことなども近いかなと思います。人間は無意識のうちに自分たちで意味付けしてしまっているので、それを自覚して事実を見つめることで自分の機嫌をとろう、といったものです。僕は先入観と思い込みで物事を捉えてしまう癖があるので、かなり助かっています。
そして二つ目は、「ふさわしさ」です。これは練習でも私生活においても使えるなと感じています。周りからみてふさわしいかどうか、も時には大事かもしれませんが、基本的には自分の中に確固たるふさわしさ、があってそれにそぐわない行動を取りそうになった時に自制する、といったイメージが近いです。僕は「ふさわしさ」を「かっこいいかどうか」と言い換えて使うことも多いです。具体的にあげればキリがないほどには役立ちます。おすすめです。
他にもメンタルについて語りたいことは山ほどありますが、今日はこの辺で。写真は、今月のメントレで撮った同期選手の集合写真です。
