やりきる

こんにちは。今年度主舵を務めさせていただくことになりました、3年生の大星温音と申します。今年度1年間よろしくお願いします。

今年度最初のブログのテーマは「突き詰めること」にしました。最近漕艇部で過ごしていて必要だなと思ったのでこれについて書き連ねていこうと思います。
先日、昨年度東北大学で主将を務めていらっしゃった牛田さんという方と一緒に練習させていただいたことがありました。牛田さんとの座談会には1年生から3年生の多くが参加し、牛田さんの今年一年を教えていただきました。印象的だったのは艇の扱い方。練習後艇をしまった後、ハル拭きでもう一度まだついている水滴をふき取るんだそうです。リギングをするときの工具はタオルを敷いた上に置くんだそうです。

自分が一年生だったら絶対にやらなかったと思います。何の意味があるのだろうかと感じていたはずです。実際あんまり意味はないのかもしれません。儀式的な何かなのかもしれません。東大に合格してくる人の中に一定の割合で要領よく勉強を進められる人がいます。自作のノートを作成するなどはせず、ひたすら頭の中で反芻し、時に諳んじてみる。最低限の勉強で受験は突破できるかもしれませんが、スポーツにおいてはそうはいかないと思っています。容量の良さは必要ではありますが、泥臭くやっていくことも大事だと思っています。

直接関係ないのかもしれないけど、細かいところまで気を配っていくところの大事さを最近は感じています。例えば掃除。風呂掃除や階段、食堂の掃除をしていると凝り始めてしまいます。「前はここを重点的にやったから今回はここをやろう」とか。これを読んでいる現役の人へ、前回風呂掃除をした時に椅子を外側だけですが激落ちくんで磨いてみました。白くなっていると思います。気づいてくれてたらうれしいです。

艇や工具の扱い方、直接は関係ないとはいえ、ボートをやっていくうえで大事な精神だなと最近感じています。細かいところまでやりきること。昨年度からエルゴや乗艇を見ていますが、結局言ってることはコーチも僕も変わっていない気がします。もちろん細かい表現が変わることはあると思います。でも最終的に目指しているゴールはひたすら体重をのせて漕ぐことです。掃除も時々やり方が変わるかもしれませんがゴールは変わらず綺麗にすることです。似てませんか?これ。

ボートって人それぞれ自分の伸びしろにひたすら向き合い続けるものだなと最近感じています。それを妥協したら伸びに限界が来るかもしれません。予想ですが、ボートに向き合える人は練習以外の部分でも細かいところまで突き詰められるような人だと思います。
今年一年突き詰めていきます。応援よろしくお願いします。

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いつの日か戸田で撮った写真です。いい空が見れると気分が上がりますね。

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