初めまして!東京大学漕艇部で漕手をしています、理科一類一年、長崎西高校出身の上田陸斗です。今回は入部した動機について書こうと思います。
私は地方出身で高校の同期も少ないこともあり、大学に入りたての頃は知り合いもほとんどいませんでした。その中で同じクラスの人に無料でご飯が食べられるらしいよ!一緒に行ってみない?と言われて行ってみたのが漕艇部の新歓でした。そんな軽い気持ちで行ってみた新歓でしたが、行ってみたところ部の雰囲気がとても良く、部に所属している先輩達がとてもかっこよかったので、魅力を感じました。そして何より初めてボートに乗った時に感じた水の上を駆ける感覚が忘れられず、入部を考え出しました。私はその当時一年以上受験勉強で全く運動していなかったので自分の身体が弛んでいると感じていたし、大学では今までやってこなかったことをやってみたいと思っていたこともあり、入部を決意するに至りました(中学、高校はバドミントンをやっていました)。入部してみると練習は日本一を目指していることもあり、かなりハードで初めの方はついていけないことも多々ありました。しかし、練習をしていくにつれて自分の身体、そして精神が強くなっていくことを感じられ、何より一緒に切磋琢磨し合う同期がいたこともあって練習を楽しくやることができました。同期の存在なしには今まで部を継続できなかったと思います。この部活は練習のために合宿生活を共にするので他の部活に比べて一緒に過ごす時間が長いのもあって、この部活で築かれた人間関係はとても濃いものです。大学生活ではなかなかそういった深い関係をもてる機会もなく、関係が希薄になりがちだと思うのでこの部活に入っていてそういう深い関係性を持てたのはとても良かったと思っています。
これからますます練習もキツくなって技術面についても壁にぶつかることもあると思いますが、目標となる先輩の背中を追いかけつつ、同期に負けないように頑張っていこうと思います。

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