これまでとこれから: ①04年度前半大会結果

こんにちは。4年スタッフの岩垣です。
全日本も無事終わり色々落ち着いてきたので今回筆を執らせていただきました。 

このブログでは土方のブログ同様シーズン前半を振り返っていきたいと思います。いつもの悪い癖でだらだら書いてたら長くなりすぎたので3分割してお送りします(全部で7000字越えです!単位ください。)
本当は東商戦の感動が褪せないうちに更新したかったのですが、東商戦後も全日本の準備などでほとんど全てを部活に捧げていたような生活だったので更新が遅くなってしまいました。。 

全日本は今年海の森になり、初めての運営で色々柔軟な対応を強いられたりしましたがかなり楽しかったです。三木が申請手続きなどをほぼ全てやってくれたり吉田も授業や艇庫のシフトもある中積極的にサポートしてくれたりしたおかげで運営は上手く回った方だと思っています。僕は会場近くのホテルには宿泊しておらず通いだったのですが、すごい日だと朝イチで艇庫の備品をバンに積み込んで会場まで運んで、海森の練習をサポートして即艇庫に戻って買い出し行って夜ご飯作って、家帰ってまた翌朝自転車でホテルまで行って大会のサポートをして、みたいななかなか訳のわからない充実した生活でテンション上がりました。

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遠征初日のリギングの様子です。波風などレース会場としては選手の評判を聞く限りあまり良くなさそうですが、何だかんだ開放感があっていいところでした。戸田に戻ってきた時コースがやたら小さく感じました。

余談はここまでにして、本記事では主務という立場の役割も兼ねて、令和4年度前半の本学漕艇部の大会結果について改めてご報告いたします。

京大戦(2021/11/23) 

対校女子舵手なしペア  2位
対校男子エイト 優勝
(他大学とのエキシビションレースについては正式記録でないので割愛します。こちらのHPからご覧になれます。)

お花見レガッタ(2022/3/26,27)

女子シングルスカル 決勝BC2位(江口) 同4位(森田)  ※平松は決勝BEにオープン参加
男子シングルスカル 決勝BE5位(羽賀) 決勝BD5位(楠井)
男子舵手付きフォア 決勝BB3位(烈丈夫) 同5位(木鶏)
男子エイト 決勝BB3位

東商戦(2022/5/1)

対校女子舵手なしペア 優勝
対校男子シングルスカル 2位
対校男子舵手つきフォア 2位
対校男子エイト 優勝
オープン女子シングルスカル 3位
オープン男子シングルスカル(A) 2位(菊地)、3位(羽賀)
オープン男子シングルスカル(B) 1位(楠井)、3位(東)
オープン男子舵手つきフォア 2位

全日本選手権(2022/5/12~15)

男子舵手つきフォア 敗復B4位(敗退)
男子エイト 9位< 一昨年に引き続きイレギュラーな時期の開催となった京大戦では、女子なしペアでは残念ながら敗れたものの、ジュニアの奮闘のおかげで京大戦エイトの快勝で令和4年度のスタートを切ることができました。

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京大戦エイトの集合写真です。表彰状にトロフィーにメダルが揃った写真が撮れたのは部内杯除けば3年ぶりとかではないでしょうか。
05はコロナで人数が少なくて最初からかなりの苦労を強いられている中本当に頑張っていると思います。最高代にも負けない勢いの06の活躍も凄まじいです。おめでとうございました。
その後は12月に総務部と共同企画の運動会イベントの総長杯レガッタや、部内杯の久保杯を開催しました。
久保杯

久保杯では現役は1Xのタイムトライアルと、男子ダブル/エイトレースの2本立てでした。その他特筆すべきこととして、8年ぶりくらいに高校ボート部3校の招待レースを行いました。
レースは強風で大変でしたが、大会後は高校生との交流があり親睦を深めることができ、双方にとって有意義なイベントになったと思います。写真は大会後の集合写真です。(プライバシーに配慮して少しぼかしています)
高校の先生方やOBの伊藤さん、幹事の三木をはじめ、こういった貴重な交流の復活にご尽力いただいた方々に感謝です。

その後しばらくレースはなくいよいよ厳しい冬場に入りました。去年はコロナ禍で3月まで活動停止となってしまいましたが、今年は冬場通して活動することができて本当に有難いなと改めて思います。
コーチの方々のご助力を得つつ学生主体でトレーニング方針に試行錯誤しながら小艇でコツコツと積み重ねていきました。その後3月ごろには東商戦クルーを編成し、お花見レガッタ~全日本へと一気に駆け抜けてきました。

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お花見レガッタの男子エイトの様子。奥の方に桜が見えますね。
そういえばあまり表立って発信していなかったと思うのですが、この頃に広報担当の左合のアイデアでHPにギャラリーページが実現しました。
大会やイベントの画像を掲載しているほか、OBOGや保護者の皆様から頂いた差し入れも紹介してくれています。今後も随時更新予定なので是非ご確認ください。
そしてついに訪れた5/1の東商戦では、周知の通り対校女子舵手なしペアで15年ぶりかつ通算2度目の女子対校種目優勝、対校戦男子エイトで14年ぶりの優勝という快挙を成し遂げました。
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ゴール後の対校女子舵手なしペアと対校男子エイトの様子です。ペアは2人のハイタッチとその後森田が感極まっているのを中継で見てとても感動しました。エイトは土方の喜び方が印象に残っている人も多いと思いますが、整調の野里が喜んでいるのを見て思わず抱きついてしまったというエピソードを後で土方から聞いてキュン死しました。04は対外試合で勝った経験が今までなかったので、選手の皆の喜ぶ姿は待ち望んでいた光景でした。

エイトとペアの感動は言葉に言い表せないくらいのもので、まさに心が震えました。ペアは大会本部でお仕事中だったので感動をグッと堪えざるを得なかったのですが、エイトは途中で本部を飛び出してスーツ姿で雨でびしょ濡れになりながら応援し、ゴールした瞬間泣き崩れてしばらく声も出ませんでした。見てるだけでこれだけ感情を揺さぶられる試合はこの先一生ないと思います。(インカレはもっと凄いかも!)本当におめでとう&ありがとう。

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恥ずかしいけど対校エイトのゴール直後の僕の写真を撮ってくれていました。
その場に偶然居合わせた森田と一緒に泣きながらエイトの勝利をひとしきり喜んだ後、思い出したように飛びついて森田のなしペア優勝を祝ったのを覚えています。

何せこの2レースが歴史的な意味でも凄すぎるのでどうしても注目が行きがちですが、他のレースに出ていた皆の活躍もめざましく、2年の佐藤が優勝まであと一歩の所まで迫った対校シングルスカルや、優勝とはなりませんでしたが楠井が1着でゴールしたオープン男子シングルスカルなど、胸の熱くなるレースばかりでした。昨年と今年の2連続で幹事を経験しているのでどちらの大会も全レースの展開は割と記憶しているのですが、確実に去年より東大は成長していると言えます。

東商戦の結果やレース映像のアーカイブは東大漕艇部HPからご覧いただけるので是非ご覧ください。

その後の全日本選手権では男子つきフォアとエイトが出場しました。
つきフォアは残念ながら敗復落ちとなってしまいましたが、下級生中心で期間も短い中クルーを仕上げて全日本級の戦いで奮戦した努力に称賛の拍手を送りたいです。
エイトはFinalBに進出し、東北にあと0.7秒のところで差し切れず、入賞まであと一歩の9位に終わりました。結果こそ悔しいですが、レースを重ねて着実に成長していく姿を岸からも感じ取り感動しましたし、インカレにつながる非常にいい経験になったのではないかと思います。選手目線のもっと詳しいところは土方がブログに書いてくれているのでそちらをご覧ください。

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つきフォア(1枚目)とエイト(2枚目)のレース中の様子です。両クルーとも本当に輝いていたし、遠征を通してたくさん話す機会があって楽しかったです。支えることができて光栄でした。ありがとう。

またこれは大会結果ではありませんが、東商戦後に行ったエルゴ2000TTでは15名(東商戦前に引いた女子部を含めれば16名)という、かつてこんなにベスト更新者が出た時があったのかというほど沢山の選手が更新しました。2000TTは仕事や授業がありその場では応援できなかったのですが、結果が気になって仕方がなく合間を縫って記録を見ては感動と興奮で声が出そうになったのが記憶に新しいです。

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エルゴ2000は写真撮り損ねたので、後日の22日に引くらしい増田へのエールも込めて以前撮ったカッコいい感じの写真を貼っておきます。この写真は今年の新歓パンフにも掲載されています。(電子版リンクはこちら)今年の新歓パンフは05の小栗中山波江野吉田が中心となって一から作ってくれました。とても綺麗で読み応えのある仕上がりになっているのでまだの方は是非。

以上のように、結果としてはここ十数年で類を見ないくらいノリに乗ってるシーズン前半ではないかと思います。対校クルーは東商戦で間違いなく歴史を刻んでくれましたし、今後の活動に向けて大きな期待と自信を得ることができました。これから待ち受ける京大戦とインカレでどこまで行けるのか非常にワクワクしております。今後も選手の活躍を全力でサポートしていく所存です。

すでに長くなってしまいましたが、報告としては以上になります。明日以降はこの結果に至るまでの半年間、自分自身が一人のスタッフとしてどのように歩んできたのかを振り返りながら、今後大事にしていきたいことや意気込みについて話していきたいと思います。内容的にどうしても長くなってしまいますが適当に読み飛ばしながら最後までお付き合いいただければ幸甚です。何卒よろしくお願いいたします。

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