はじまして。こんにちは。
新2年のマネージャーで広報を担当しております、杉山若菜です。
今回のテーマは「漕艇部の好きなところ」ということですが、本当に始めましての中でも一番はじめましてなのでここで一度自己紹介をしようと思います。ちょっとまとめにくいので箇条書きにしました。
名前:杉山若菜
大学:東京女子大学現代教養学部国際英語学科国際英語専攻
高校:静岡県立韮山高校(周辺には今の大河ドラマの舞台がいっぱいです)
入部動機:本気になれる場所で本気で何かをやり遂げたいと思ったから。
最近食べたおいしいもの:フェルム ラ・テール 美瑛のバターチーズサンド(特にハスカップとホワイトチョコ)
という感じです。
読んでくださっている方で「静岡」というワードにへーと感じた方がいるかもしれません。さらにへー情報をお伝えすると、1人暮らしをしておらず今も静岡から通っています。大学生になってから、これを言うと大体最初のつかみは成功するということに気が付きました。でも、意外と東京から静岡はすぐなんです。是非足を運んで見てください。沼津に丸天というお店があるのですが、そこの海鮮かき揚げ丼とかとても迫力ありますよ。
いっぱい書いてしまいました。ではここから私の漕艇部の好きなところを綴っていこうかなと思います。
突然ですが、皆さんNHKホールへ行ったことはありますか?紅白とかうたコンの会場です。因みに私は行ったことがありませんが行ってみたいなとは思ってます。大みそかの日にあのホールに入ることのできる人は本当に羨ましい。名だたるアーティストや俳優の方々が舞台に立ってパフォーマンスする姿を、同じ空気を吸って心臓まで楽器の音色を響き渡らせることのできる一番近い観客として見ることが出来る。現代は見えない電波真綿が場所や人をつないでいるけれども、あのなんともいえない、その場にいるからこそ味わえるものというのはどれだけ技術が発達してもあなたの周りにもいる真綿たちには伝えられない。
私はそういうものが漕艇部にはあると思います。「漕艇部の好きなところ」というテーマで書くとなった時に実は全く即答できませんでした。でも、この部活の雰囲気が好きなことは確かなんです。1人1人が部のため、同期のため、自分のために熱心に毎日ボートを漕いだりご飯作りをしたり、事務作業を行ったりしています。しかも、それぞれ目的を持って、みんなが同じ方向にもがきながらも前進して切磋琢磨している、そんな空間に居ることで部活動のみならず自分の活動にも活力を与えてくれる。ただの仲良しじゃない関係。こんな素晴らしい居場所がここ以外にありますか。ありますよね知ってます。でも私がこの部活に入ることが出来たのは今までの生まれてから数えられないほどしてきた選択の結果導かれた必然だと思ってます。この自分で引き当てた強運によって得られた空間と空気をあと3年間堪能し続けたいと思います。
大会の時、私たちマネージャーは水の上の舞台には立てません。脇で歓声をあげたり、裏でおにぎりを作っています。でも淡青色のオールの艇が帰ってきたとき、嬉しい感情、悔しい感情のほかにあの場でしか味わえないものがあります。紅白やうたコンのチケットは抽選です。でも私たちは必然にここへきて、指定席で舞台を見ることが出来る。NHKホールの収容人数は3677人、大学でボート部に所属している人は(推定)2800~3500人。3677人の特等席で見ることは難しいけれど、東大漕艇部の最高の舞台を約3500人の最前線で見ることができると信じて、この空間に感謝しながら今日もご飯作りに励んでいきたいと思います。今日の夜ごはんは、胸肉の大根おろしのせみたいですおいしそう。
では、長くなってしまいましたがここまで目を通してくださった方、有難うございます。是非静岡へ来た際にはお声掛け下さい。
東京大学漕艇部マネージャー
新2年 杉山若菜

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