こんにちは、大学院入試の結果に怯えながら毎日を過ごしている4年の野田航汰です。
ボート部生活を含め、今までの大学生活では、様々な出来事を経験することができました。そしてその度に色々な気づきを得ることができて良かったと感じています。今日はその一つの例として新歓活動の話をしようと思います。
自分が一年生の頃に新歓を受けていたときは、適当なイベントに参加していたら、ボート部のことがいつの間にか気になっており、気づいたら入部していた。といったように、自分がボート部に入ったのは偶然の成り行きのように感じていました。
しかしながら、二年生になって、いざ新歓を行う立場になってみると、自分が新歓を受けていたときに感じた「いつの間にか気になっていた」とか「偶然の成り行き」などといった流れは、実は先輩が組んでいた綿密な新歓戦略によって計画的に生み出されていたということに気が付きました。新歓イベント一つをとっても、どのように集客を行うか、どの部員やOBと会話させるか、どうやってイベントを盛り上げるか、というようなことを真剣に考えてやっと、新入生に部の魅力を伝えられるようになります。
そういったことを考えていくにつれて、他団体の新歓における工夫(情報発信、セルフブランディングなど)にも気づくことができるようになりました。例えば、東大アメフト部や一橋大学ボート部は参考になる点が多かったので、良いと思った点は積極的にパクり取り入れました。例えば東大漕艇部HP(https://souteibu.jp/)のトップページの左下には新入生向けページに遷移しやすいよう、画像のようにリンクボタンが固定されているのですが、これは一橋大学ボート部のHP(https://www.hubc.jp/)を参考にしたものです、ありがとうございました。

何故か新歓の話をしてしまいましたが、当時は一人でも新入部員を多く入れるために行っていた取り組みから、組織の魅力を伝えるための工夫を知ることができたのは良かったと感じています。そして引退後も4年間で得た経験をもとに、少しでも部に貢献できたらいいなと考えています。
現在はコロナ禍で新入生との接触機会が大幅に減ってしまったため、新歓を成功させるには、より高い新歓力が必要になります。東大漕艇部は今年度オンラインでの情報発信を積極的に行い、より多くの新入生に部の魅力をアピールできたこともあり、多くの新入生に入部してもらえました。そして、これからも多くの新入生に入部してもらうためには、さらなる工夫が必要だと考えています(他団体の取り組みも参考にしていきたいですね、例えばアメフト部などのホームページやSNSを見ると、色々なアイデアを得られます)。存在感のある団体を目指して、色々な手段で部の魅力を発信していきたいです。