こんばんは、新4年漕手の山下です。
今年も終わりが近づいてまいりました。年末年始にどんな番組を見ようか悩みながら楽しみにしています。
これまで何度も思ったこととして、当たり前のことですが練習以上の漕ぎを本番で出すことはできないということがあります。普段の練習で培って当たり前となった漕ぎや体力、ユニフォーミティがあったうえで、本番のメンタルや戦略で勝負が決まるのでしょう。その当たり前の中に最終日にいける当たり前、ファイナルAへいける当たり前というのがあるのでしょう。そこが足りてないであろう自分に取って、定期的にttを行うなど、その時々の当たり前を確認しながら高めていける冬場の練習の大切さを最高学年になってやっとですが痛感し、やっていけている気がします。
部に入った当初、高校時代の部でも勝ち負けをあまり気にしたことのなかった自分としては、勝ちたいと言う気持ちはあったし、口でも勝ちたいとは言っていたが、正直自分にとって”勝利”というのはどんなものかどこか曖昧でつかみどころのないようなものでしたが、この3年弱の経験の中でその形が徐々に見えてくるとともに掴み取りたいという気持ちは日増しに強くなっていきました。しかし未だ掴み取れたことはありません。ここまできたならどうせなら掴み取れるところまでやりきってみたい、その先にある甘美だろう感覚を得てみたい。そんな感じです。
昨今のコロナ禍で難しい状況の中様々な方の尽力で練習ができていることへの感謝を忘れず、最高学年としての1年間を駆け抜けていければと思います。