令和3年度主将を務めます、文学部3年蛭川暢之です。今年度はよろしくお願いします。
さて、今年度の目標は東商戦の勝利、インカレファイナルA進出です。この1年間のすべての活動はこの目標につながるものとしていきたいと考えています。
スローガンは常識を更新していくこと。日々の練習、活動で自分にとっての常識、いつもならこうだよね、と思うところを日々更新していく、そうしてレベルアップしていきたい、また、昨年度の艇速、レースをこれからの当たり前にしていってやりたい、そういった思いが込められています。
昨年度のインカレで確実に艇速を伸ばし、チームとしてレベルアップできたことは間違い無いです。02の人が作ってくれた流れをここで断ち切るわけにはいかない、むしろレベルアップさせていかないといけない。結果自体には非常に悔しい思いを抱いており、今年度はその思いをぶつけて活動していきたい、進化し続けているところを見せつけてやりたい、そう考えています。
ただ、人数が減ってしまっているのも事実であり、そういった状況下でいかに強くなっていくのか、チームを運営していくのかは考え続けていかなければならないです。まずは、互いに競争しあう、互いの成長で刺激を与え合うことで強くなっていくしか無いと思っています。そして、この前のTTに関しては多くの人が記録を更新して各々がいい刺激を受けただろうし、僕としてもそうでした。こういったところがチーム全体の活力になっていき、結果にもつながってくると思います。この調子でいきましょう。
運営に関しても、選手、マネ間での連携は間違いなく大切になってくると思います。新年度に向けて話してきたように、様々な活動を行う上で何事も徹底すること、互いに対話して信頼し合うことは活動の前提において欲しいです。全員で強いチームになるための環境を作っていきましょう。
そして、個人的なことについて、体力的、漕技の面で卓越した漕手になりたい。エルゴでは25秒を確実に切る。漕ぎに関して誰から見ても上手いと言われる漕手になる。まだまだ、特に漕技の面では伸び代が大きいことは確かです。ここに関してはできる限り多くの人を巻き込みながら、コーチやいろんな人の力を借りて、全員で上手く、強くなっていってやろうと思っています。
この先、社会状況的にも、難しい局面はやってくると思います。そこでの踏ん張りがきっと大事です。きつい時は、インカレで活躍したい、みんなで勝ちたい、そういう思いが結局はエネルギーになるはずです。この一年、自分の想う未来に向けて成長してやりましょう。そしてシーズンに入った時には東大漕艇部がまた一つレベルアップしたところを見せつけてやりましょう。
最後になりますが、今年度もチームの目標達成のために全力で活動していきたいと思いますので、1年間よろしくお願いします。
令和3年度東京大学運動会漕艇部主将 蛭川暢之