こんばんは。
来週行われる全日本選手権と、今月下旬に行われる全日本大学選手権に女子シングルスカルで出漕する4年の李聖美です。
コロナで活動停止になってしまっていた時には、大会が開催されるのかも分からず、もしや何もせずそのまま部活を終えてしまうのではないかという虚無感に苛まれたり、自分だけではなかなかトレーニングに打ち込むことができず、体力が明らかに落ちていっているのを目にして焦燥感を覚えながらも、やや諦めの気持ちさえ抱いてしまっていた時期もありました。
本当に幸いなことですが、7月下旬から様々な人の尽力のおかげで活動を再開することができ、約3ヶ月間ほとんど継続的に練習し続けてくることができました。
コロナでの活動停止期間で出来なかったことや、そのせいで失われたものは色々あったなと思います。
思い返せば、迷いなくトレーニングに励めたら、最後の大会で結果を残せると信じて打ち込むことができたらどんなによかったか、と後悔してしまいます。
ですが、一度ほとんどゼロに返された後、改めて目標や意味を問い直させられた活動再開後の数ヶ月間は、非常に密度の高い期間だったなと思います。
また、このような非常事態で、活動をなんとか継続できるように組織運営や日々のルーティン活動に尽力してくださっている方々や、忙しいながらも練習の指導をしてくださっている方々、選手が最大のパフォーマンスが発揮できるように色々な心配りをしてくださっている方々には、感謝してもしきれないほどです。
残り数週間しかありませんが、東大漕艇部の一漕手として、先駆けとなれるような結果を残すべく頑張ります。