こんにちは、4年女子部主将の李聖美です。
引退まであと2か月弱しかないということを思うたびに、驚きと感慨を覚えます。
3年半漕艇部で活動してきましたが、本当に色々な立場で色々なことを経験させてもらいました。
1年生の4月に入部した時は本当に何も考えていなくて、雰囲気に押されて勢いで飛び込んだような感じだったのに、漕艇部のその時その時の環境や部員それぞれの考え、行動などに影響されたりして、自分もそれら/彼らに働きかけようとしたりしてるうちに、なんだかんだ若干はたくましくなったり考えが柔軟になったり人に対して寛容になれたりしたところはあるのかなと思います。
自分とそれ以外の関わりの中で、自分自身の性質に気づいて嫌悪感を覚えたり自己肯定感を感じたり、結果として人間的に成長できかどうかは分かりませんが、活動全般を通して自分自身と向き合うということを多く経験できたのはすごく良かったことだと思っています。
漕艇部ではなくて他のサークルや部活に入っていたとしても自分と向き合うという機会はたくさんあったと思いますが、たまたま自分にフィットしていて、沢山のパワーを注ぐことができて、高い水準で何かを追求することができた(そうする気になれた)場であったからこそ、それなりにしっかりとした手触りを感じられているのかなと思います。
まだ引退もしていないのに今までのことを振り返ってしまいましたが、とりあえずあと2か月弱、レースで目標を達成することができるように、自分の可能性を信じて頑張ります。
また、大変な仕事量の中で疲弊することもありながら部活の運営や最大限のサポート・配慮をしてくれているスタッフ・マネージャーの皆や、丁寧に指導してくださるコーチの皆様に対する誠心誠意の気持ちを忘れず、努力したいと思います。
李聖美