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Once upon a time

クリスマスも来週に迫り街を往来するカップルが増えてきて、独り身にはより寒さが厳しく感じる今日この頃ですね。
でも僕達ボート部は彼女(彼氏)がいなくても全然寂しくないですよね?
なぜなら1週間の内5日以上は部員と寝食を共にしているから!

毎度申し遅れることでお馴染み4年漕手の志賀航介です。

今日は僕にとってのボート部員(主には同期ですが、、)について書いてみたいと思います。

少し昔話になりますが僕が Jr. だった時の話です。
僕は理科一類だったのですが、早朝練習をして4~5限まで講義に出て艇庫に帰ってきてエルゴ(60minやHR) をする生活を繰り返しており、(おそらく)表面には出していませんでしたがかなり疲弊していました。
そんな中突入した正月フライ!成人式で無駄に意識の高い活動をしている一部高校同期に再開して、ボート部の活動に絶対の自信を持てていなかった僕は
「何でこんなキツいことしよんじゃろ。もっと他にやりたいことあるし!進振りで行きたい学科に行けんかったら意味ないやんけ」
と今思えば誰もが一度は通りそうな陳腐な悩みを抱いて(退部前提の)休部をしてしまいました。

そこから1か月間期末試験の勉強をしながら「自分が何をしたいか」について考えていました。
ただどれもこれも一般大学生がやろうとしていることばっっっかり!
東大漕艇部の活動を超えるものなんて何一つありませんでした。

そしてその時思ったのが
「大学に入学して手に入れたものといえば、辛いことも一緒に乗り越えてきた同期ぐらいじゃね?それ捨ててまで他に手に入るものなんてないやろ」

そんなこんなで結局僕はボート部に戻ってきて、ありがたいことに今も漕がせてもらっています。
僕が言いたいのはキツかったら休んだほうが良いなんてことではありません。もちろんキツくてもそれを楽しめるようになって強くなった方が良いに決まっています。
ただ今になって思うことは Jr. の年末に誰かに相談できていればもしかすると休部以外にも何か方法があったかもしれないな、ということです。
同期というのは難しいもので友達というよりは家族に近い存在だと僕は思っています。だからこそ(当時の僕にとっては)弱みを見せるのは格好悪いと思っていたのかもしれません。

ただ部活の良い所は同じ悩みをしたであろう先輩がいることです。「ちょっと悩み事があるんですけど、、」と言って聞いてくれない先輩はボート部にはいません。今は2年前とは違ってメンター制度もありますし。

逆に上級生は後輩と積極的に話をしましょう。個人的には艇庫ではなくてどこか違う場所で話したほうが話しやすいのではないかと思います。

先ほど陳腐な悩み事と書きましたが、それは決して悪いことじゃないと思います。特に1年目の冬は誰しもがキツいはずなので。ただそこで踏みとどまるのではなく東大漕艇部全体で乗り越えていきましょう。

長文失礼しました。

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