こんばんは。新人の江口幸花です。
簡単な自己紹介をすると、この大学ではめったに会えない大分県人ということくらいです。
入部動機は、人の良さで決めました。
新入生を大切にし、温かく迎えようとする姿勢が、新歓で出会った全ての人に感じられ、この組織なら信頼できると確信しました。
そうして漕艇部の雰囲気に惹かれ、ボート競技のボの字も知らずに入部した私は、練習を重ねる度に、少しずつボートの楽しい面や苦しい面と対峙するようになりました。
まず楽しい面に関しては、試乗会で忘れられなかった「浮遊感」です。試乗会ではボートの花形とも言われるエイトに乗せてもらいました。その時は先輩方が艇を進め、特段自分が出力することもなかったのですが、上半身は風の重みを感じつつも、腰から下は水面を這うような滑らかさに包まれて、不思議な感覚でした。なんとなくふわふわとした印象を受けました。現在行っているクォドでの乗艇練習では個々にかかる責任は重い分、漕ぎの感覚と一体化した浮遊感を味わえます。
もう一つ楽しい面として、同期の仲間について述べようと思いましたが、同期の別府が有り余る文才で述べてくれているのでそちらをご覧ください(笑)http://blog.livedoor.jp/ut_rc/archives/53327469.html
次に苦しい面に関しては、フォームの習得です。
私は(トレーナーの朝倉さん曰く)「見かけによらず」頭でいろいろ考えすぎるのでフォームがなかなか掴めず、6月の遠漕までは漕いでいるように演出しているだけでした。
しかし、トレーナーさんに勧められて、レートを上げてみた時のエルゴでは、脚で漕ぐ感覚が僅かながら掴め、エルゴのタイム上昇や乗艇時のフォーム改善に繋げることができました。
いよいよフォームができてくると飛ばせるようになるため、次は体力面、精神面で苦痛が加わってきます。それらさえも楽しむというクレイジーさを持って、精進しようと思います。
もう一つ、苦しい面はボートのチームスポーツとしての面です。私はかなりの運動音痴で、バレーやバスケといった団体競技となると、すぐに頭がショートしてしまいます。きっと、ボールなどの道具を扱うこと、複数の他者の動きを読むこと、その場に適したプレーをすること、といったマルチタスクを一度に処理することが苦手だからなのかなと思います。
また、ミスをするとチームの人への申し訳なさをずるずると引きずってしまい、さらにミスをするという悪循環に陥ります。
その点、私が小4から続けてきた陸上は個人競技であり、シンプルに練習して体力や走力を磨きそれをそのまま試合で発揮するだけで、ある程度の結果は得られるため性に合っていました。
ではボートはというと、個人的には団体競技と個人競技の中間だと思います。普段の練習では、陸トレは自分との戦いですが、乗艇練習は他人と息を合わせることが特に重要です。
乗艇練習ではいまだにミスオールばかりで混乱してばかりして、みんなと合わせることに苦戦しています。
ですが、本番では練習してきたローイング動作を2000m繰り返せば良いというシンプルなところが、私に安心感を与えてくれます。
このように、ボートという競技は自分の良さを生かしながら、苦手意識のあったチームプレーに挑戦できる点で魅力的だなあと思います。
温かくてストイックな仲間と頑張れる毎日に感謝して、明日もスカル合宿頑張ります。
だらだらと堅い文を連ねてしまいすみません(笑)
読んでいただきありがとうございました。
~新人女子他己紹介 大橋編~
突然ですが、新人女子は一人ずつ他己紹介しようと思います。
私は女子部の誇る、懸垂マスター大橋奈央について紹介します。
大橋氏と仲良くなったきっかけは検見川で天然パーマの悩みを語り合った時だった気がします。
彼女は穏やかで可憐な女性でありつつ、漕技は目を見張るものがあり、多くのトレーナーから太鼓判を押されています。
そんな彼女は先日スタッフに移行しました。
彼女は本来スタッフ希望で入部したのに今までかなりの無理をさせてしまったと思います。これからはもっと同期の出すサインにきちんと応えていけるような部にしていきたいです。
しかし、検見川合宿、スカイツリー遠漕、駒トレと過酷な練習を漕手とともに乗り切った彼女は、漕手の視点を持ち合わせたスタッフとして活躍すること間違いなしです!期待しましょう♡