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日本一を目指す覚悟を。

こんにちは、今年度Jrキャプテンを務めることとなりました、開作展大です。挨拶が遅れ申し訳ありません。Jr期の抱負とJrチームに求めるものを述べて挨拶の代わりとさせていただきます。

我々JrチームがJr期に求められることは、全日本新人戦を終えた頃には、大学の名を背負ってレースを戦う対校へと「成長」することです。東大漕艇部員の日本一を目指す覚悟を代表し、4年間をこえて中学高校時代もボートに打ち込んだ者も含むいずれも本気で日本一を目指す他大学の覚悟を乗り越え、それでもなお

自分たちが日本一になるにふさわしい鍛錬を積む覚悟を備えたチーム

に成長することを目指したいと思います。

これを踏まえ、Jrキャプテンを務める私が自分も含めてJrチームに求めることは、

まずは「自分」、次に「自分たち」のクルー、Jrチームの「成長」を常に考え、行動しよう

ということ。
我々が求められていることは、他人にかける迷惑を気にして遠慮して、他人の都合や気持ちに気を利かせて自分の考えを抑えたりする、表面上の大人になることではなく、残すところあと6ヶ月となったJr期を通して日本一を目指す覚悟をもったチームに成長すること。
成長には幾多もの失敗を伴うことは皆よくわかっていると思う。もし自分が行動しようとした時に他人にかける迷惑が思い浮かんだら、その行動が自分の成長につながるかを考えてほしい。成長できると思ったら躊躇なく行動してほしい
どうしても他人への迷惑が気になってしまう人は、親や先生の気持ちを考えてほしい。周りに迷惑をかけながらも経験を積んで、それでも大人になる頃には成長した子を憎む親や先生はいるだろうか。我々はJrなのだ。
そしてもう一つ言うと、もしあなたが勝利を、日本一を渇望しているならば成長=「あなたのしたいこと」とも読み替えられる。部活は人に言われたことをやるところではなく自分が成し遂げたいことをするところであるはずだ。コーチからメニューを提案された時、先輩から仕事を教わった時、常になんのためにそれをするのか考え、自分のしたいこととして飲み込んだ上で取り込んで欲しい。

次に日本一を目指す覚悟をもつとはどういうことか考えてほしい。私にとって日本一を目指す覚悟をもつということは、
他のどの大学よりも速くボートを2000m進めるクルーをつくりあげることを成功させるに足る努力を絶対にするのだという覚悟をもつ
ということだと思う。
他のどの大学の血の滲むような努力をも上回って努力していくのだと胸を張って断言できる自負を持っていく
ということだと思う。
ここで努力に関して、野球のダルビッシュ有選手の有名な言葉をTwitterより引用したいと思う。

練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。

例えばここでは漕手にとっての努力を想定してほしい。漕手にとっての努力とは練習で全力で漕ぐことだろうか。もちろんそれも一つだろう。しかし、いいイメージを持たずに漕げばむしろ下手になるとは大塩ヘッドコーチからもよく言われていることだ。がむしゃらに漕ぐだけで努力と言えるだろうか。もっとはっきり言おう、頭を使うことを怠ってそんなものを努力と言えるだろうか
自分が進むべき方向に向かっているか常に考えよう。もっと速く目標へ進めないか常に考えよう。もしかしたら自分だけでは迷走していることに、足踏みしていることに気づけないかもしれない。他人はそれに気づいているかもしれないし、他人の気づけないことに自分は気づけることもあるだろう。そうした時、意見に耳を傾けなかったり遠慮して意見しないのは、目指すべき「成長」からは確実に遠ざかることになる。自分の、自分たちの行動が目標に向かっているか、常に考え、同期でも先輩でもコーチでも質問し、意見し、議論して方向を修正し続けよう。
幸い今のJrの代は行動自体は全力だ。

全力で考えて全力で行動する、日本一を目指す者の「当たり前」の努力を続けよう。

最後にもう一つ、日本一を目指す者の当たり前とは何か考えてほしい。「当たり前のことを当たり前にする」。この前の東商戦の合同懇親会で一橋大学の野村ヘッドコーチがちらっと話されていた言葉だ。私もかつて高校に入学した時に初日に強調された、母校の校風でとても好きな言葉だ。もちろん字面通り懇親会の時のように、人が話している時に喋らずに聞くのは当たり前だろうとか何か言われたら返事しろとかいうことでもある。しかし、当たり前のことを当たり前にすることにおいて重要になってくるのは、「あなたにとっての当たり前とは何か」を常に自分に問い続けることだ。あなたにとっての当たり前の水準を高く、高く持ってほしい。

日本一を目指すあなたにとって、その行動が当たり前かどうか、常に問い続けよう。

日本一を目指すあなたの成長を常に考えよう。日本一を目指すために常に全力で考え全力で行動しよう。日本一を目指す者の当たり前とは何か常に問い続けよう。

以上

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