こんにちは、2年漕手の村瀬です!
4月になり、陽射しもだんだんと暖かくなってきましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
(自分は新歓と練習の忙しさの中しれっと体調を崩してしまいました。しかも今年の1月にかかった胃腸炎でした。反省してこれから毎日ヨーグルト食べます。)
春になり、普段練習しているポンド(ボートコース)や荒川の様子もだいぶ様変わりしました。特に周りの自然ですね。桜が咲き、緑も芽吹き始め景色が彩りにあふれてきたように感じます。
一方で、冬にポンドや川を賑わせていたある生き物がちらほら姿を消していることに気づきます。
密かに戸田公園にやって来ていた冬鳥です。
ご存知の方も多くいらっしゃると思うのですが、日本には冬になるとシベリアなどの寒冷な地域から越冬のために飛来してくる鳥がいます。普段の練習場所でもいくつかの種類の渡り鳥を見かけました。
数が多かったものとしてはクロガモがそうでしょうか。その名の通り体が黒くて小ぶりな、くちばしが黄色いカモです。
一時期は戸田公園のレギュラーメンバーであるカルガモに劣らないほどの存在感を見せていましたが、彼らは冬の間だけ日本に渡ってきていたんですね。
あとは川で漕いでいるとカモメなんかも飛んでいました。夏は北ヨーロッパやシベリアで繁殖し、冬に日本などアジアの温帯地域で越冬するそうです。
こうやってつらつらと冬にやってくる鳥について書いてきたわけですが、数千キロもの距離を飛んでくるってよく考えると物凄くないですか。まさに命がけですし、更に驚きなのは毎年決まった場所へ正確に移動する、ということです。鳥たちが移動時に何を手掛かりに位置情報を把握しているのかはまだはっきり解明されていないそうです。
ということで、練習の合間に周りを見てみると、今まで気づかなかった意外な生き物が皆さんの近くにもいるかもしれませんね。
P.S.
・この記事を書いている途中にふと気づきました。T北大の皆さんも冬の間戸田公園で漕ぎ、冬鳥たちと時期を同じくして戻られたことに。
・このブログに載せる鳥の写真が見つからなかったので、関係ないですが昨夜のポンドの景色を載せます。霧が出ていていつもとは違った眺めでした。