こんにちは、新3年コックスの笹野蒔人です。
今回は受験シーズンに入ったということで少し関連する話をしたいと思います。
大体の入試には数学の問題が出題されると思うのですが、数学の問題に必ずついてまとうのが「計算ミス」の話です。
数学は一問の配点が非常に大きいので一つのミスが大きな失点につながってしまいます。逆に計算ミスをしなければ他の受験生と差をつけることができます。
計算ミスしたことに気がついたときは大体「またやってしまった」とか「なぜ注意できなかったのだろう」とか「自分は注意力不足だから」と考えてしまいますね。
実際に僕も受験生の頃はそうでした。でもこれでは「自分には注意力がないから計算ミスをするのは仕方ない」という結論になってしまっては何も生まれません、勿体無いことです。
ここが頭の使い所なのですが、計算ミスには一定のパターンがあるのはみなさんご存知だと思います。例をあげると平方根をとった時にマイナスの解の方を忘れてしまう、2と3が区別できなくなって転記ミスをしてしまうとかバリエーションは様々だと思います。あとは頭で回答を考えながら答案を書くと行動が複雑化してミスが起きやすくなります。
この辺りは構造的に計算ミスをしやすいので何もせずになんとなく計算したらミスをするのは当たり前なのです。ここで大事なのは「原因を考えて」「再発防止のシステムを作る」ことです。
見直しポイントが多すぎてやる気のなくなる人は試験の前にチェックリストを書く、回答中に頭がこんがらがる人は下書きで流れを確認してから計算をして回答用紙に移すなどの習慣づけができればミスは減ると思います。(理系の受験生は微分・積分の計算チェックリストと化学のチェックリストを作ることをオススメします)
計算ミスの話で何が言いたいのかというと「問題に対して自己分析し具体的・建設的な改善策を考えるのが大事」という話です。
言っては悪いですがこの部活は「やる気がないから」「そういう人だから」とかで放置されている問題が多くて勿体無いなと正直感じているところです。
例えば寝坊の話です。人間は日光を浴びて起床するようにできているので朝早い生活だと寝坊するのは当たり前なんです。それでも定時に起きるためには何が悪いか考えるのが大事です。
授業が遅くて前日の睡眠が少ないならあらかじめ寝る準備をしておこうとか、寝る前に携帯を見るのがやめられないなら睡眠が浅いなら携帯のアプリを減らしたりブルーライトカットのアプリを入れたりとかいくらでもやりようはあると思います。精神論で全てをかたずけるのではなく合理的に解決を試みたほうがストレスもないはずです。
今度は僕の例ですが、事務的処理が多いと締め切りを守れなかったり仕事が雑になったりという傾向があります。
同じ計算が多くて面倒だから一回テンプレートを作ってしまおうとか、多くの仕事が溜まってやる気が出ないなら仕事が1日1日で適切な範囲で予定を割り振ってわかりやすくする習慣をつけたところ少しは改善しました。
こういう思考法ができるメンバーが多いチームになればいいチームになっていくのではないかと僕は考えています。
長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。
笹野